映画監督が感じた役者としての才能
2024年、『動物園のふたり』と『Perfect・Nervous』の2つの短編から成るオムニバス映画『まどろみの彼女たち』に出演。監督の佐野大氏は、彼女の役者としての才能を感じたという。
「高石さんには『Perfect・Nervous』に主演していただきました。私は監督であるものの、現場では演出まで手が回らなかったんです。そのため、キャストさんには本読みの時点で、キャラクターをある程度つくってもらい、その後はお任せすることにしました。高石さんはセリフののみ込みや、キャラクターの理解度が最初から高いなと思いました。本読みの際、修正した記憶はなく、撮影時に高石さんが表現したものを、そのまま映像化しました。NGも出した記憶がなく、撮影をする前の段階で、動きや振る舞いをしっかり固めている印象を受けたんです」
朝ドラ主演の座は、2892人の応募者の中からオーディションで勝ち取った。この応募者数は、歴代3番目の多さだったそう。初回視聴率は16・0%とこれまでの作品と比べると少し物足りない気もするが、きっとこれから“大ばけ”してくれるはず!
なるせ・はるき '16年から'18年まで「α-X's」のメンバーとして活動。'24年、ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン、'25年には舞台『青のミブロ』に出演。その他、ライブなど精力的に活動中
たに・けんじ 映画『追想ジャーニー』のメガホンをとった映画監督。舞台の演出も手がける
さの・まさる '24年、映画『まどろみの彼女たち』を監督した。'25年には『明星の君へ』を製作