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小泉進次郎氏
自民党総裁選の開票が10月4日に行われ、石破茂氏の後継を決める臨時選は高市早苗氏が制した。保守層の厚い支持を背景に堂々の勝利を収めた一方、若手の旗手として期待された小泉進次郎氏はあと一歩及ばず敗北した。
女性初の総理大臣誕生に注目が集まる中、話題になったのは開票前夜の“ある出来事”だ。
祝賀会を開催していた小泉進次郎

たくさん積まれた新聞紙と、景色を眺める小泉議員(小泉進次郎氏公式Xより)
「朝日新聞の報道によると小泉氏の陣営は、『勝利を確信した』として祝賀会を開催していた。総選前に行われた報道各社の支持動向調査で小泉氏が優勢だったためでしょう。開票も終わっていない段階でのフライング乾杯は、まさに勇み足としか言いようがありません」(全国紙記者)
SNSでは瞬く間にツッコミが殺到。
《究極のハヤトチリ大爆笑》
《チクショー会になっちゃった》
《その辺の自称芸人より百倍笑わせてくれる》
さらに、不確かなものを当てにして計画を立てることわざをもじった《捕らぬ狸の進次郎》といった大喜利モードの投稿も目立った。
特に話題となったのが阪神タイガースのファンだ。
《予祝はね、ダメなんだよ。阪神ファンより》
《予祝は負けのフラグ、阪神の矢野監督で学べ!》
など、"予祝失敗史”を総裁選に重ね、我が事のように語る人が続出した。
「矢野燿大監督率いる2022年春季キャンプ中、選手たちが輪になって監督を胴上げする予祝イベントを敢行しました。しかし開幕から球団ワーストの9連敗スタート。早々に優勝争いから脱落し、最終順位は3位に終わりました。ファンの記憶には、『予祝(よしゅく)=フラグ』という苦い教訓だけが残ったのです」(スポーツ紙記者)
進次郎陣営の前夜祝賀会は、今回の総裁選最大の「おもろニュース」として、長く語り草になりそうだ─。