党の重鎮に気を使ったような人選

自民党初の女性総裁に選出された高市早苗氏(2025年10月4日撮影、写真/本誌写真班)
自民党初の女性総裁に選出された高市早苗氏(2025年10月4日撮影、写真/本誌写真班)
【写真】“圧”がすごい!「メイク下手」指摘されていた2024年の高市氏

 自民党離れが進む中、立て直しが求められる高市内閣。にもかかわらず、党の重鎮に気を使ったような人選に国民からは、

《重要ポストの多くを派閥の年寄りにあげるなよ》

《70歳前後のじいさんたちとか、もう頭回らないんじゃないの?国を任せて大丈夫?》

《解党的出直しとか言ってたのはなんだったの?結局年寄りに忖度してんじゃん》

 と非難の声が上がっている。

 結局派閥人事となってしまった今回の役員人事。裏金問題で処分を受けた萩生田議員の名前が挙がっていることにも、不満の声は相次いでいるが――。

「馬車馬のように働いてもらう」「ワークライフバランスという言葉を捨てる」と息巻く高市新総裁。果たしてその熱量を彼ら閣僚たちにも波及させることはできるのだろうか。