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2025年9月29日に自己最多となる今シーズン55号のホームランを放った大谷翔平/共同通信
大谷翔平のミラクルな活躍が止まらない。10月17日(日本時間18日)、ドジャースがナ・リーグ優勝決定シリーズの第4戦に勝利し、2年連続のリーグ優勝とワールドシリーズへの出場を決めた。
大谷翔平の偉業に米メディアも各方面で称賛

2025年、東京でのドジャース開幕戦前にチームの夕食会を仕切った(大谷翔平のインスタグラムより)
この日、二刀流として出場した大谷は投手として6回0/3を2安打無失点、10奪三振を記録する好投。これだけでも特筆すべき活躍だが、さらに打者として先頭打者本塁打を含む3本の本塁打を放つなど、まさに前代未聞の活躍を見せた。
シリーズMVPも獲得した偉業に、現地メディア・FOXスポーツは解説を務めるレジェンド達の興奮を伝えている。数々の記録を打ち立てたアレックス・ロドリゲス氏は、「今、彼は地球上で最も影響力があり、最高のアスリートだ」と称賛した。
「A・ロッドだけでなく、通算541本塁打で米野球殿堂入りしたデービッド・オルティス氏も絶賛しています。“ベーブ・ルースが活躍していた頃、俺たちは誰もいなかったんだ”と往年の野球の神様を引き合いに出し、“この時代に生まれて、偉大な選手の活躍を見られるなんて本当に幸せだよ”と笑顔で語りました」(スポーツ誌ライター)
この活躍をトランプ大統領も称えた。20日、米大学野球の優勝チームの表敬訪問を受けた際、大谷について「いい日本人選手がいた」とジョークを言いながらも「最高の投手の1人であり、最高の打者の1人」と話題にあげた。ドジャースが昨年のワールドチャンピオンとしてホワイトハウスを表敬訪問した際には、大谷はトランプ大統領から「まるでムービースターだ」と熱い激励を受けていた。