巨額の契約金は元が取れている?

日本時間2025年10月2日、地区シリーズ進出を決め、スタンドに向けて手を振るドジャース大谷翔平/共同通信
日本時間2025年10月2日、地区シリーズ進出を決め、スタンドに向けて手を振るドジャース大谷翔平/共同通信
【写真】「これは痛そう…」自打球が股間を直撃した大谷翔平

 止まらない大谷の活躍は、その経済効果も計り知れない。ドジャースが大谷と結んだ巨額の契約金はすでに“元が取れている”と、米スポーツ局「ESPN」の元記者ジューン・リー氏が自身のXで明かした。

「契約金は、10年7億ドル(約1014億円=契約当時)という莫大な額。しかしリー氏は、なんと初年度で全額回収したと言います。その理由として、チケットやグッズ収入、日米でのスポンサー契約、さらに日本人のLA観光客が9割増になったことなどをあげていました。実際、米経済誌『フォーブス』が2025年3月に発表した球団資産価値では、ドジャースは68億ドル(約1兆200億円)でヤンキースに次ぐ第2位、前年比25%増と驚異的な成長を見せています」(前出・スポーツ誌ライター)

 経済面での“偉業”にネット上では、

《MLBとしても笑いが止まらんでしょうね》

《まさにプライスレス。脱帽でしかない》

《1000億の契約が安く感じる大谷翔平の恐ろしさ》

《ドジャースはべらぼうに安い買い物をして丸儲けとしか言いようがないね!》

 と興奮の声が収まらない。

 利益の実数が公開されているわけではないが、元々人気の高い球団に大谷が加入したことで、その経済効果は相乗効果で跳ねあがっていることは確かだろう。ワールドシリーズで世界一を勝ち取れば、ますますそのコスパの良さが注目されるかもしれない。