ユーミンの名づけ親
番組ではニックネームの“ユーミン”についても言及。松任谷が中学生の頃に追っかけをしていたバンド「ザ・フィンガーズ」のメンバーであるシー・ユー・チェンが名づけ親だそう。この追っかけがきっかけで、シンガーソングライターの道につながったという秘話も披露した。
どの呼び名を聞いてもパッと曲が浮かんでくるという稀有な存在だが、ネット上では「いまだに荒井派、松任谷派が存在する」という声も。
さらに、「楽曲も荒井由実と松任谷由実で違いがあるから面白い」「時代も曲調も違うから、まるで2人のアーティストが存在しているようです」「荒井由実時代が好きな人と、松任谷由実時代が好きな人で分かれるよね」
と、それぞれの“推しユーミン”を語る熱い声が止まらない。
「ユーミンが起こした社会現象で有名なのは、“クリスマスは恋人と過ごす”という文化。映画『私をスキーに連れてって』の挿入歌『恋人がサンタクロース』がきっかけだと言われています。番組で松任谷さんは“強迫観念になっちゃいますよね”と戦犯であることを謝っていました。バブル景気もあいまって盛り上がったとはいえ、現代まで続くカルチャーを作り上げたことは、いかにユーミン人気がすごかったかを物語っています」(前出・音楽ライター)
今年もクリスマスシーズンがやってくれば、『恋人がサンタクロース』を耳にする機会があるだろう。71歳になっても松任谷由美はまだまだ色褪せない。











