定員1000人で「大阪府在住者」限定

 大活躍を見せたミャクミャクの見送りイベント開催に、ファンからは歓喜の声が……と思いきや、発表された“観覧者募集”の内容が波紋を呼んでいるようだ。

「11月21日に募集の詳細が発表されましたが、イベントの定員は1000人で、大阪府在住の人のみに参加資格が与えられるという内容です。ネット上では、“1000人では到底足りない、10000万人でいいくらい”“桁間違えてませんか?”“大阪府だけって…関西の他府県ですらダメなんですか泣”と、全国のミャクミャクファンから悲鳴が寄せられています」(スポーツ紙記者)

 募集要項には、《大阪府外在住の方が1人でも含まれている場合は、グループ全員の申込みが無効となります》との記述も。

万博記念公園に移設される「ミャクミャク像」
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 定員1000人・大阪府在住者の限定イベントとなった経緯について、万博推進局出展部出展企画課に問い合わせると、このような回答があった。

「現在、万博会場の現場は工事を並行して行っております。みなさんに安全にご観覧いただくことを考えると、人数的には1000人程度が限界というところで、人数の設定をさせていただいております。もともと、『大阪ヘルスケアパビリオン』と大阪府市の事業になりますので、人数のキャパシティーの関係もあり、大阪府民に限定をして実施するということにさせていただいております」

 今回のセレモニーの応募期間は、11月21日14時から11月24日19時まで。当選者にのみ、11月25日に電子メールで結果が通知される。

 なお、ミャクミャクのモニュメントは、大阪府・吹田市にある万博記念公園に移籍予定。旅立ちを見送りたかった他の都道府県のファンや、1000人という“狭き門”を突破できなかった人も、ミャクミャクに会えなくなるわけではないからご安心を!