「いちばんの出世頭」国民的俳優に
第1位に輝いたのは、『侍戦隊シンケンジャー』('09〜'10年)でシンケンレッドを演じた松坂桃李。侍をモチーフとした同作では、レッドが“殿”で、そのほかのメンバーが“家臣”と、明確な上下関係が存在するユニークな設定だった。
「やんちゃながら、“殿”としてしっかりリーダーシップを発揮していたのが印象的」(宮城県・男性・61歳)
「何事にも一生懸命取り組むところがよかった」(東京都・男性・64歳)
と、男性票が多く集まった。
「戸田恵梨香さんと結婚し、パパになられてからますます安定感が増した印象です」
と、山田さん。これまで、日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞、最優秀助演男優賞など数々の賞を受賞。今年は主演を務めた日曜劇場『御上先生』(TBS系)で、東京ドラマアウォード2025の主演男優賞も受賞した。
「戦隊シリーズ出身者の中では間違いなくいちばんの出世頭。いまや日本を代表する国民的俳優なのに、親しみやすいお兄ちゃんらしさをずっと持ち続けているところがチャーミングですよね」(山田さん)
今回のランキングで、山田さんが個人的に注目するのは8位にランクインした塩野瑛久。『獣電戦隊キョウリュウジャー』で、キョウリュウグリーンに選ばれる男子高校生役を演じた。
「ジュノン・スーパーボーイ・コンテストを経て華々しくデビューしながら、事務所の移籍などでなかなか芽が出なかった苦労人。イケメンなのに、バラエティー番組などではざっくばらんで全然飾らない。そのギャップがまたいいんですよ」(山田さん)
昨年放送のNHK大河ドラマ『光る君へ』で一躍ブレイク。今年は『終幕のロンド~もう二度と、会えないあなたに』(関西テレビ・フジテレビ系)など、連続ドラマに立て続けに出演した。その魅力を、山田さんはこう語る。
「かわいい役も男くさい役も両方こなせる。ネクストブレイクが期待される若手俳優の中でも、頭一つ抜きん出た方だと思います。ぜひみなさんにも注目してほしいです」
多くのスターを輩出した戦隊シリーズ。制作を担当する東映の関係者からは「終了ではなくあくまでも休止」との声も。世代を超えて多くの人々に愛と勇気を届けてくれたヒーローたち。また出会える日を信じて待ち続けたい。
取材・文/植木淳子











