自分の「お楽しみ」には惜しまず使う!
とはいえ、すべてのお金を投資してしまうと、いざというときに困る。「使うお金」「貯めるお金」「増やすお金」の3つのバランスが大事だという。
「3~6か月分の生活費を『使うお金』として、普通預金に入れておきます。『貯めるお金』『増やすお金』は、中長期で考えるお金。ライフプラン表をつくると、必要な時期が一目瞭然です。例えば、3年後に車を買い替えるなら、定期預金で貯めてほしいし、子どもの大学入学まで5年以上あるなら、積み立て投資で増やすといい。それぞれのご家庭のライフプランをもとに計画を立てましょう」
しかしながら、いくら物価高だからといって、ガマン、ガマンではたまらない。楽しみには使う、興味のないものには使わない、そんなメリハリ支出を意識してほしい、と安部さん。
「推し活など、自分の楽しみのためには、惜しみなくお金を使っていただきたい! その代わり、なんとなくコンビニで買ってしまうおやつやお茶など、単に習慣になっている買い物や行動は見直しましょう。無駄なものに使わなければ、自分の楽しみにお金を回すことができます」
また“投資”といっても、資産運用だけではないという。
「健康に投資すれば、長い目で見ると医療費の節約になりますし、学びに投資すれば転職に必要な資格が取れたり、将来起業できたりするかもしれません。人間関係も投資の一つ。意味のない付き合いはやめて、本当に付き合いたい人との交流にお金をかけていくと、上質な人間関係をつくることができて、豊かな人生につながると思います」
とにかく、この「値上げ」をきっかけに、お金の使い方について家族で話し合ってほしいと安部さんは声を強める。
「妻一人で節約しても限度があります。夫は何が協力できるのか、お子さんはお小遣いの使い方を見直せないか、家族で相談してほしいですね」
年末年始の休みには、ぜひ家族でマネー会議を!











