大河に主演しそうな俳優
一方で93年組の中で、今後、仲野に続き大河に主演しそうなのは誰だろうか。
以前は菅田に勢いがあり、大河でも『おんな城主 直虎』と『鎌倉殿の13人』で重要な役を演じていたが、結婚後は少し人気が落ち着き、最近作の『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』が視聴率的に伸び悩んだ印象も強い(本人や作品の良し悪しは別にして)。神木は『らんまん』が好評だったが、その個性として大河より朝ドラのさわやかさが似合う俳優だと思う。
そんな中、有望なのは竹内涼真ではないだろうか。2017年に『過保護のカホコ』で一躍脚光を浴びたが、ゾンビドラマである『君と世界が終わる日に』がseason3まで続いている頃は、正直停滞感を感じた。それが22年の『六本木クラス』で復活し、『じゃあ、あんたが作ってみろよ』の好演で人間味のある役も出来ることを証明した。
2026年の1月期も連続で『再会』に主演し、今一番勢いを感じさせる。以前のNHKは数作のお試し起用を経て主演に持ちあげるパターンが多かったが、近年は民放で活躍しているタイミングで、ポンと大役に起用するケースもあるので、充分にあり得る話だと思う。(ちなみに忘れがちだが、竹内は『ひよっこ』でNHKへの出演歴もある)
その他、間宮祥太朗はなかなかヒット作に恵まれなかったが、25年に『良いこと悪いこと』が後半尻上がりに視聴率を上げたのは、今後の活躍につながりそうだ。福士蒼汰も22歳で『恋仲』に主演後、数多くの主演作に恵まれながら、決定打がないように見えた。しかし、25年末公開の映画『楓』の宣伝でテレビに登場した姿を見ると、以前よりもだいぶ線の細さが消えた印象で、2026年1月期には『東京P.D. 警視庁広報2係』で2年ぶりに連ドラにも主演する。
本人たちが意識しているかは分からないが、逸材が揃った93年組だけに、その出世競争もドラマファンにとっては楽しみなのだ。

















