注目を集めた安青錦の“まわし”

初土俵から14場所となった11月の九州場所で内閣総理大臣杯を受ける安青錦/共同通信
初土俵から14場所となった11月の九州場所で内閣総理大臣杯を受ける安青錦/共同通信
【写真】親方とおかみさんが「そっくり」と話題、安青錦が所属する安治川部屋の親方夫妻

 この日、もうひとつ注目を集めたのが安青錦の“まわし”だ。

「安青錦関は前日まで、しこ名を思わせる青のまわしを締めていましたが、この日は黒に替えて土俵に上がりました。実は、師匠の安治川親方が元関脇・安美錦時代に使っていたまわしを、4日前に譲り受けたそうです。

 ウクライナにいた頃から安美錦の相撲を見てきたという安青錦関にとって、取り口も似ている親方は特別な存在。譲り受けて以降は“着けられる機会があったら、着けたいと思っていた”と、連日朝稽古でなじませてきたそうです」(前出・スポーツ紙記者)

 師匠との絆がにじむ黒いまわしで挑んだ今回の白星に、ネット上では

《安青錦は親方の指導が素晴らしいんだろうな。そんなに体がデカいわけでないのに、低く当たって清々しい相撲をとってくれる》

《自分の型を持ってる安青錦は強いな。昔の力士を見ているようだ》

《安青錦は間違いなく横綱候補の器だと思う》

《来場所は綱取りか!?これでまだ21なんだもんな。とんでもないな》

 など称賛の声が相次いでいる。

 ちなみに、まわしは基本洗わない。水に通すと生地が弱くなり、本来の役割を果たせなくなるためだが、「水に流さない」というゲン担ぎの意味もあるという。そんな特別なまわしを師匠から受け継いだ安青錦。連勝Vへ向け、さらに勢いを増していきそうだ。