目次
Page 1
ー 心の持ちようが人生を左右する
Page 2
ー 大谷翔平選手や松下幸之助氏なども教えに傾倒
Page 3
ー 『心の大掃除』が必要

 お金や人間関係、健康、そして老後の不安……。モヤモヤすることばかりでなんだか気持ちが晴れない。でも、それは全部自分の“心”がつくり出しているもの。現実がたとえうまくいかなくても、幸せを感じるのは自分次第! 「人間の健康も運命も心ひとつの置きどころで変わる」と断言する天風メソッドで、ポジティブ人生へと導きます。

心の持ちようが人生を左右する

 今の日本を取り巻く状況には明るい話題が少なく、漠然とした不安感を抱えている人も少なくない。そんなご時世に、改めて注目を集めている教えがある。大正・昭和期に活躍した思想家・中村天風の「天風哲学」だ

天風先生は30歳のころ、当時不治の病だった肺結核を患い、それを治すためにヒマラヤでヨガ修行を行い、悟りを開いた人物。やがて病を克服して帰国、後半生は自身の得た悟りを『心身統一法』と名づけてその教えを説くことに捧げました

 そう教えてくれたのは、中村天風の最後の弟子・合田周平氏との書籍執筆をきっかけに天風哲学の真髄を学んだ堀田孝之さんだ。

天風哲学の主軸は『心で考えたことや心の思いが、あなたの人生や健康を決める』というもの。心を前向きに積極的にしていけば、人生もそのようにつくられていく。逆に、『自分は不幸』だと思えば本当に不幸になっていく。つまり、心の持ちようが人生を左右するというのです」(堀田さん、以下同)

 天風哲学が支持される要因は、単なる精神論ではなく、その先の「実践法」まで用意されている点。

ただ、“ポジティブになりましょう”と言われても、実際は簡単ではないですよね。天風先生は“心”を自分の意思でコントロールできる“道具”だと捉え、心を思いどおりにコントロールして人生の主導権を自分が握る思考術や実践法を教えています