最終回で視聴率40%を記録
2位には49票と、『GTO』に20票以上の差をつけて『家政婦のミタ』の三田灯役がランクイン。
「感情がない感じの演技から、人間らしい部分を時折出してくる演技力が素晴らしかった」(長崎県・女性・48歳)
「機械のように働くだけと思われていた家政婦が、派遣先の家族に対して心情を吐露するシーンが圧巻だった」(千葉県・女性・56歳)
「地味でクールな印象の役は、この作品の前にあまり見たことがないと思うのですが、きれいなだけの役以外にも、こんなにハマるんだと思った作品です」(東京都・女性・56歳)
最終回で視聴率40%を記録。21世紀で放送された日本のドラマで、初の40%超えになったドラマ。ロケ地に使われた千葉市動物公園の入園者数も増加するなど、“聖地巡礼”でも話題になった。
「主人公・三田灯の“承知しました”“それは業務命令でしょうか?”“それはあなたが決めることです”などの決めゼリフが流行りました。どんな指示も完璧にこなすけれど、感情を出すことなく、“笑え”という指示には家政婦を辞めると宣言するなど、それまでの松嶋さんが演じた役とはまったく違うキャラクターでした。そんなギャップも視聴者にウケた部分なのでしょう」(同・記者)
そして、ダントツの74票で1位に輝いたのは神野桜子役を演じた『やまとなでしこ』。
「お金か愛かを選ぶ姿がとても良かった。部分部分で描かれる、コミカルな演技も素敵」(千葉県・女性・56歳)
「貧乏ゆえに金持ちに憧れ、高飛車で見ていてイラッとした部分もあったけど、人情味のあるところをうまく演じていた」(京都府・女性・47歳)
「彼女の美しさがあったからこそ、このドラマの魅力がさらに上がったのだと思います」(東京都・女性・56歳)
放送当時、月9枠で3年ぶりになる視聴率30%超えの34・2%を記録。'00年以降のフジテレビの恋愛ドラマで歴代1位の世帯視聴率を記録した大ヒットドラマ。
「『GTO』や『救命病棟24時』で人気を加速させた松嶋さんを“視聴率女王”へと押し上げた出世作。この作品で女優としての立ち位置を確立したといえます。お金が一番という桜子の言動や行動に同意しながらも、“やっぱり最後は愛”といった結末に、同世代の女性がハマっていました」(同・記者)
デビューしてから結婚、出産、子育てを経験してきた松嶋。その過程で《子育てがあったからこそ、改めてこの仕事を好きだと気づけた》と語っている。この先、どんな新たな松嶋菜々子を見せてくれるのか、楽しみだ。
取材・文/蒔田 稔

















