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ー 参政党・神谷氏は「離婚の準備が進んでいる」と分析

 衆院選で野党第一党として自民党に挑むも、議席を大幅に減らし壊滅状態となった中道改革連合。中道の中でも公明党出身の候補者は全員当選、立憲民主党出身者の多くが落選となったことで、旧立憲の議員が他党へ流れる可能性が囁かれている。

参政党・神谷氏は「離婚の準備が進んでいる」と分析

「国民民主党の玉木雄一郎代表は、2月12日放送の『BSフジLIVE プライムニュース』で“旧立憲の候補が入党を希望してきたらどうするか?”といった質問に、“電話はいっぱいかかってきていますけどね”と明かしました。今回の衆院選では安住淳氏や枝野幸男氏、小沢一郎氏など旧立憲の“大物”までもが落選しましたから、中道に見切りをつける旧立憲の候補者は多いかもしれません」(政治ジャーナリスト)

 玉木代表は「足元を固めることをしないで、よそから受け入れる余裕はない」と現状を語り、「まずは自分たちの家を、ガタガタしていますから、基礎を作り直してからですね」とコメントしている。とはいえ、彼らを断固拒否するつもりはないようで「政策理念が一致する方が一緒にやろうとなれば、それはそれで考えます」とのことだ。

 衆院選にあたって立憲民主党を離党し中道改革連合に入った亀井亜紀子氏は、選挙運動などの関係で中道での立候補しか「選択肢がなかった」と明かしたうえで、「何らかのタイミングで立憲に戻りたい」と語る。そして、今回の中道大敗の理由を「うちの党が自爆した」と分析した。

 旧公明党の比例での優遇など、選挙戦に関する情報の共有が公示日までなされなかったことにも触れ、「だますみたいなことしないで、きちんと堂々とそれはやっていただきたいですよね」「旧立憲の執行部はちょっとあまりにも強引ですよね」と不信感も露わに。また、亀井氏は今後の中道改革連合について、「ちょっと難しいと私は思います」「無理がある」と存続は厳しいとの見方を示している。

中道改革連合の共同代表を辞任した野田佳彦氏
中道改革連合の共同代表を辞任した野田佳彦氏

「公明と立憲は衆院選にあたって中道を結成したわけですが、18日に召集予定の参院特別国会では“これまで通り別々の会派で取り組む”という方針を決めたようです。衆院選を経て、双方にメリットがないことが明らかになってしまいました」(前出・政治ジャーナリスト)

 玉木代表と同じく12日の『BSフジLIVE プライムニュース』に出演した参政党・神谷宗幣代表は、公明と立憲のこのニュースに「びっくりしますよね」とコメント。衆院選の結果を受けて連携は長く続かないと思っていたと話し、「離婚の準備が進んでいるなと私には受け止められます」と意見を述べている。

 厳しい結果を突きつけられた中道改革連合。ネット上でも「そもそも政策において異なる部分がある2党が上手くいくわけない」「公明党はこうなることを見越して、立憲に政治的な結婚詐欺を仕掛けたという見方もできるな」「政治に詳しくない私でも中道は解散するしかないと思う」「浅ましくも選挙のためだけに仲良しごっこしたのがバレバレなんだよ。そりゃ離婚する」と、さまざまな反響が寄せられている。

 公明党と組んだことで、相当数の支持者が離れたともいわれている立憲民主党。新代表の小川淳也氏のもと、離れた支持者は戻ってくるのだろうか――。