人気漫画作品の『ちびまる子ちゃん』と『クレヨンしんちゃん』の初コラボが話題となっている。
世界観を大切にしたお二人
「コラボはそれぞれの作品が連載されているメディアで行われます。『りぼん』(集英社)2026年5月号の『ちびまる子ちゃん』に“しんちゃん”が登場し、4月に更新される公式マンガサイト『まんがクレヨンしんちゃん.com』内の『新クレヨンしんちゃん』に“まるちゃん”が登場する形です。『ちびまる子ちゃん』が40周年、『クレヨンしんちゃん』が35周年を迎えるにあたり、今回のコラボにつながりました」(スポーツ紙記者)
ともに、子どもが主人公の国民的知名度を誇るマンガ作品が奇跡のコラボとなったものの、ネット上では疑問の声も並ぶ。
《連載初期の毒のあるまる子と、アニメ初期のPTAから猛烈に嫌われていたしんのすけを掛け合わせたコラボならきっと面白いだろうけど、現代の世情に合わせてマイルドな感じの話になっているのかな?》
《作者が亡くなると実写化されたり、こういうめちゃくちゃなコラボがあったりする》
《まるちゃんもしんちゃんも大好きだけど、ビールとか麦茶の実写化CMとか亡くなってからやりたい放題の気もする…》
こうした声が聞かれる理由をエンタメ系ライターが指摘する。
「『クレヨンしんちゃん』の原作者の臼井儀人さんは2009年に登山中の事故で51歳の若さで亡くなっています。『ちびまる子ちゃん』を手がけたさくらももこさんも、2018年に53歳で病気で亡くなっています。おふたりとも、メディアに積極的に出演しない漫画家さんとして知られ、特に臼井さんに関しては顔写真も非公表でした。もし生きていらしたらコラボを手がけただろうか、と疑問の声があがっているのでしょう」
特にさくらさんに関しては『ちびまる子ちゃん』の世界観をとても大切にしていた。
「『ちびまる子ちゃん』は1990年にアニメ放送がスタートしました。原作者のさくらさんは自らアニメの脚本を手がけています。この時期はマンガ連載と並行しながら、深夜のラジオ番組『さくらももこのオールナイトニッポン』も放送開始。ハードスケジュールに追われながらも、アニメ脚本を執筆し、原作とアニメの間に“ブレ”が起こらないよう努めていたのです。小学生の女の子の日常というシンプルな世界観だからこそ、原作者自身によってイメージを保つ必要があったのでしょう」(前出・ライター)
双方のファンの期待を裏切るようなコラボにならないよう、願うばかりだ。






















