八角理事長の判断が“楽しみ”
「2015年、八角親方が理事長に就任して以降、角界では“暴力撤廃”を最優先に掲げてきました。が、2017年には横綱・日馬富士による貴ノ岩への暴行事件、2018年には、当時貴乃花部屋の関取が付け人を暴行、さらに2024年には白鵬が師匠を務める宮城野部屋の力士による後輩への暴行といじめが発覚。この事件により宮城野部屋は最終的に閉鎖し、白鵬は協会を退職しました。
これだけではなく、二所ノ関部屋では肛門に酒瓶を突っ込むなどの“風紀崩壊”が一部週刊誌で報じられたことも」(同前・記者)
八角体制になっても、力士間や親方による暴力・いじめ報道は枚挙にいとまがない。騒動が発覚するたびに「再発防止」を誓ってきたが、現実は皮肉にもかつての“最強横綱”がその誓いを破る形となっている。
「八角が理事長になってから不祥事が増えたという声もたくさんありますが、痺れを切らしたファンたちは、“八角がどんな処分を下すか見もの”“八角は好き嫌い体質だからどんな判断をするのか”と、理事長の判断を楽しみにしている節もあります。これほど暴力が根絶できないのは、トップの危機意識の欠如と言われるのは無理もないですね」(同前)
1月、1期2年の任期満了に伴う役員候補選挙の立候補を受け付けたが、定員を超えなかったため4期連続の無投票で理事候補と副理事候補が決定した。春場所後に承認を経て選任されるが、現時点で八角理事長の続投が濃厚と見られている。
元横綱・照ノ富士が引退後に待っていたのは「師匠としての自覚」ではなく「暴力の連鎖」だったのか。相撲協会、長期体制に入った八角理事長の判断に注目が集まっている。

















