メンバーやスタッフの説得の末、8月25日と9月30日に行われたツアー公演には、葵も出演することに。しかし、11月17日、事務所に内容証明が届く。
葵本人に話を聞いた
「今度は出演したライブのギャランティーとして、およそ800万円を要求してきたんです。名目は“補償金”と記されていました。これまでに明記されていた名目や金額には一貫性がなく、なぜこのようなことをしたのか疑問が残ります」
葵の突飛な行動は、これで収まらなかった……。
「傷病手当をもらっているにもかかわらず、たび重なる素行不良や、女性に関するスキャンダルが絶えなかったんです。お酒の席で、公表していないREITAさんの死因に関することや、事務所の情報漏洩をしていることも発覚。外部の音楽関係者から、葵さんを注意したほうがいいと言われることもあり、事務所が厳重注意したようです」
スタッフに対するパワハラも問題視されていたという。
「多くの従業員が業務のために使っているLINEの中で、特定のスタッフを名指しして《同じようなことを繰り返すなら、ほかの人材を探して、彼らは倉庫番にでもしといてください》などと、叱咤することも。
ライブ終わりに、葵さんが気に入らないことが起こると、スタッフに対し、イスを蹴りつけることもあったんです。ケガは免れましたが、あまりにも危険な行為でした。この威圧的な態度や行動に対し、恐怖を感じて辞めていったスタッフも多数いるといいます」(イベント会社関係者)
葵との間で代表権を巡るトラブルがあったことは事実なのか。所属事務所に聞くと、
「事実です。しかし当初は、会議で次期代表になるメンバーが決まっていました。
突然、葵が代表権に執着し、暫定で次期代表として決まっていた特定のメンバーに関しての虚偽を吹聴するなど、パワハラに相当する言動がきっかけで、不和が起こったことはメンバー全員で叱責しました。当時は葵も“姑息なマネをして申し訳ない”といった謝罪を行ったと聞いています」
高額な金銭の要求については、
「事実です。顧問弁護士に対応していただき、このような不当な要求は無視するべきと見解をいただきました」
当の本人はどう答えるのか。3月上旬、都内で葵を直撃した。
――所属している事務所の代表権を得ようとしている?
「執着はしていないです。the GazettEの所属事務所ではないですが、僕は一度、社長になった経験がある。それがどれだけ重圧がのしかかって、ストレスになるのか理解しているので、代表取締役の役職はやりたくないなと思っているのが本音です」
――事務所に合計3回、金銭を要求した?
「不当な請求はしていないです。正当な要求だと思っています」
――脱退も考えている?
「バンドを続けようと思いました。でも、メンバーのREITAが亡くなったことが僕にとっては大きいんです。自分たちのバンドですが、自分たちで意思決定ができないので、メンバーだけでは物事が進まない。だんだん、バンドを続ける意味がわからなくなってきました。バンドをやっているけど、裏ではただ指示されているだけなんですよ。あれをやれ、これを着ろ、この曲はダメだとか。
それでもいいかなと思っていたんですが、心も病んできて、今、傷病手当金で生活しているんです。医師にカウンセリングをしてもらっているんですが、その環境から離れることができるなら、離れたほうがいいと言われました。それくらい追い詰められていたんです」

















