フィギュアスケートの経験を持つ秋篠宮ご一家
以前、この連載で紹介したが、今年1月18日、秋篠宮ご夫妻は冬季五輪のTEAM JAPAN結団式に出席している。旗手代行を務めたフィギュアスケート女子の坂本花織選手は、「チームジャパンは全国民の皆様、全世界の皆様に、エネルギッシュで元気な姿と笑顔を届けます」などと力強く決意を表明したが、団体と個人で見事、銀メダルに輝いた。
それだけに、秋篠宮ご夫妻やフィギュアスケートの経験を持つ佳子さまにとって、坂本選手や日本人選手の活躍はさぞかしうれしかったことであろう。
《私が、幼稚園の時に、家族で苗場(新潟県にある国内有数のスキー場)にスキーに行くことになった。筍山スキー場という所があり、何回か練習したあとで父とゴンドラに乗ってそこまで行った。(略)その時は、猪谷千春さん(略)も一緒で、ある程度のところまで行くと猪谷さんが向きを変えてくれたことをよく覚えている》(拙著『秋篠宮さま』より)
天皇陛下が誕生日会見で、元国際オリンピック委員会(IOC)副会長・猪谷千春さんの名前を懐かしそうに挙げたことを知り、私も、前述した秋篠宮さまの小さいころのスキーの思い出が頭に浮かんだ。
陛下と秋篠宮さま兄弟に限らず、猪谷さんは、上皇ご一家にとってとても忘れられない人なのだと感激した次第である。
誕生日会見で陛下は、甥の悠仁さまについて次のように述べているが、私は、姪である佳子さまについても、同じことを陛下は言いたかったのではないかと考えている。
「悠仁親王は、昨年、成年式の諸行事をつつがなく終えることができました。立派に成長した姿を見て、うれしく思っています。小さいときから甥として成長を見守ってきましたが、近頃は、都内や地方への訪問であったり、外国の方々との交流であったり、皇室の一員としての務めを果たしてくれていることを頼もしく思っています。(略)
今、この時にしかできないことを大切にしながら、これからも一つひとつの経験を積み重ね、人間的にも、また皇室の一員としても成長していってほしいと、見守っていきたいと思っています」
伯父から佳子さまへの温かい激励でもあると、受け止めたい。
<文/江森敬治>

















