4年間の合計で32億超えの税金

【公式】都庁舎プロジェクションマッピング「TOKYONight&Light」より
【公式】都庁舎プロジェクションマッピング「TOKYONight&Light」より
【写真】「税金の無駄遣い」都庁が実施するプロジェクションマッピング

 東京都産業労働局の公式サイトによると、都庁プロジェクションマッピング『TOKYO Night & Light』は2024年2月に開始され、都庁第一本庁舎東側壁面に毎日投影されている。東京プロジェクションマッピング実行委員会の公開資料によると、令和6年度の都庁舎プロジェクションマッピング事業の予算は9億5000万円で、令和7年度で7億9,000万円、令和8年度は7億7,700万円と4年間の合計で32億を超える計算となる。

 都は経済波及効果について「約18億円」と主張しているが、観覧は無料であり、来場者の多くは、新宿観光のついでに立ち寄る外国人観光客だという指摘もある。

 実際にSNSでは《たまに通るけど多い時でも100〜200人程度だと思う》《東京都はゴミ袋有料化の前に、削減すべき無駄が沢山あるはずです。プロジェクションマッピングに1日200万円。これを支持する意見を見たことがありません》《一日200万円もかけておきながら、ドクターヘリの休止に都バスの減便、家庭ごみ有料化?》など疑念の声が再燃している。

「批判の根底にあるのは、『華やかな事業には惜しみなく予算を使い、生活に直結することには負担を求めるのか』だと思います。プロジェクションマッピングの経済効果を主張するなら、その算出根拠を明確に示すべきですし、ゴミ有料化の必要性を訴えるなら、他の歳出削減努力も併せて示すべきではないでしょうか」(社会部記者)

 そんななか、都は『TOKYO Night & Light』について、2026年2月時点で累計観覧者数が120万人を突破したと発表。2026年3月20日からは『ポケモンカードゲーム TOKYO LUMINOUS NIGHT』の上映も開始され、コンテンツの拡充を図っている。

「光に7億、ごみ処理は有料化か」という批判も渦巻く中、限られた財源の中で何を優先すべきか。光の美しさとは別に、行政の透明性という光も当てられるべきだろう─。