「ポケモンセンターは何も悪くないのに……」
SNS上に、そんなやりきれない投稿が相次いだ。
3月26日の夜、東京・池袋にある国内最大級の店舗『ポケモンセンターメガトウキョー』で、凄惨な事件が発生した。同日、株式会社ポケモンは《当面の間、臨時休業とさせていただきます》と発表。併せて《多大なるご心配とご迷惑をおかけいたしますことを、深くお詫び申し上げます》と謝罪したが、ネット上では「謝らないで」「悪いのは犯人だけ」と、店舗側を擁護し、悲劇を悼む声が溢れている。
犯人はストーカー化し、警察に逮捕された前歴も
事件が起きたのは3月26日の夜7時すぎ。JR池袋駅から徒歩約8分、多くの家族連れや観光客で賑わう『サンシャインシティ』2階の一角だった。
「店内にある棚がなぎ倒されるような音と、女性の悲鳴が聞こえたそうです。現場には血のついた服を着たスタッフがいたり、必死に連絡を取り合う姿があったりと、一時騒然とした雰囲気になりました」(ワイドショースタッフ、以下同)
警察への通報によれば、男が店内に押し入り、カウンターの内側にいた女性店員を刃物で襲撃。その後、男は自身の首付近も刺したという。
ショッピングエリアの閉店まで1時間を切っていたが、春休み期間中ということもあり、周囲には多くの子どもたちもいた。夢が溢れる“聖地”は一瞬にして恐怖に包まれた。
犠牲となったのは、21歳のアルバイト店員の女性。彼女は2025年7月から、念願だったこの場所で働き始めていた。
「犯人は元交際相手の26歳の男。破局後にストーカー化し、警察に逮捕された前歴もありました。男は女性の勤務先を把握しており、警察は彼女に“職場の変更”を勧めていたといいます。しかし、彼女は“ここで働くのが夢だったから”と、その提案を断っていたそうです」
彼女にとって、ポケモンセンターは単なる職場ではなく、人生の目標だった。その強い思いが、結果として最悪の事態を招いてしまった事実に、胸が締め付けられる。
『ポケモンセンターメガトウキョー』は、ポケモンカードゲームの対戦スペースや、世界初の『Pokemon GO』公式スペースなどを併設する、ファンにとって特別な場所。今回の事件を受け、併設のスイーツショップなども含め、すべてが臨時休業となった。
同社のリリースには、ファンから「謝らないでください。悪いのは殺人犯です」「スタッフの皆さんの心のケアを最優先にしてください」など多くのメッセージが寄せられている。
世界中のファンが集まり、そこで働くことが「夢」だった場所。奪われた21歳の命への追悼とともに、この聖地が再び笑顔で溢れる日が来ることを、誰もが願ってやまない。






















