伊東市前市長を退職後もインスタグラムを更新する田久保眞紀氏
伊東市前市長を退職後もインスタグラムを更新する田久保眞紀氏
【写真】「めっちゃ可愛い」の声も…イメチェンした田久保前市長

 そんな「思ってたより悪質」とされた田久保氏に加え、Xでは《弁護士は知らなかったの?》と、彼女の代理人である福島正洋弁護士にも疑惑が向けられている。

 田久保氏とは20年来の付き合いで、『文春オンライン』によると【田久保さんの番犬】【今じゃもう奴隷】と自虐していた福島弁護士。当初より「普通に考えて偽物とは思わない」と、“卒業証書”を預かる張本人としての発言を繰り返した。

 にもかかわらず、少なくとも偽造の疑いを晴らせるであろう文書の任意提出を頑なに拒否する福島弁護士。田久保氏を守る“番犬”としての言動だろうがーー。

「弁護士は依頼者の利益を守ることを第一とします」とは、司法関連にも詳しい事件ジャーナリストの解説だ。

文書・印鑑偽造は田久保氏の独断か

「一方で、弁護士には“真実義務”という義務も生じ、例えば依頼者から事実ではない“嘘の弁護”を頼まれても応じることは許されません。あくまでも依頼者の話を“真実”と受け止めて弁護にあたっているわけです」

 弁護士職務基本規程5条に定められている【弁護士は、真実を尊重し、信義に従い、誠実かつ公正に職務を行うものとする。】がそれだ。片や、弁護士には「誠実義務」との、被疑者や被告人のために最善とする、あらゆる方法を尽くす義務も生じるとのこと。

田久保前市長のために“誠実義務”を全うしている福島弁護士は、“卒業証書”の提出は依頼人の不利になりうると考えているのでしょう。それでいて“偽物とは思わない”と留めるように、決して“本物だ”と断定しているわけでもありません。

 卒業証書や印鑑の偽造はあくまでも田久保氏の独断であって、弁護士として事実と信じて依頼を受けているのならば“真実義務”を怠っているとは言い切れません。2人の信頼関係がどこまで深いものか、“心中”する覚悟もあるのか、これから行われるであろう公判で証明されると思います」(前出・事件ジャーナリスト)

 忠誠を誓う“番犬”か、それともーー。