3月31日、宝塚歌劇団がオフィシャルウェブサイトで「出演者を含む宝塚歌劇関係者に対する無断撮影への対応について」と題した文章を発表した。
私服の「入出待ち」撮影を容認していたが…
「文章では『出演者への楽屋口付近等での写真や動画の撮影について、これまでは、公開を目的とせず、個人の記念として撮影・保管される範囲においては禁止しておりませんでしたが、残念ながら、その範囲から逸脱するようなケースを多数確認しております』と記され、『当社(阪急電鉄)管理区域内※においては、出演者を含む宝塚歌劇関係者に対する無断撮影(写真・動画)を禁止といたします』と具体的な場所も指定されました」(スポーツ紙記者、以下同)
かなり踏み込んだ指針表明となるが、ネット上では文章に記された“逸脱するようなケース”について多くの指摘が見られる。
《せっかく今まで大目に見てくれてたのに承認欲求のために、インスタ・YouTubeなんかに入出をあげ続けてる人いましたもんね。自分は見つけたら即報告&ブロックしてました》
《一部の暴走したファンが、結局SNSにあげてますからね。注意されると「はいはい、わかりました」と言って、内輪のグループ作ってあげるという。いや、あげるんかいっ!ってね》
《まぁ当然だろ。入りや出をYouTube等に上げている人が複数いるからな。お化粧して衣装を着ていればお仕事だけど私服での通勤や退勤はプライベートだからな》
やはり、ネット上へのアップが“逸脱”行為として問題とされているようだ。
「宝塚歌劇団は東京と関西の宝塚の劇場を中心に公演が行われており、熱心なファンは関西の劇場にも足を運びます。そこで、本拠地まで来てくれたファンへのサービスとして、個人的な記念目的に限っての撮影が許されていました。しかし、一部のファンがSNSをはじめネット上に動画や写真をアップするようになったため、さすがに宝塚側としても“看過できない”事態になってしまったのでしょう」
宝塚歌劇団は、ほかのエンタメ系のジャンルでは制限や禁止されていることが多い“入り待ち”や“出待ち”行為も、事実上の容認状態にあった。
「宝塚歌劇団には長く応援を続けている方も多いので、マナーの良さが伝統的に受け継がれてきたように思えます。しかし、SNSの登場で一部のファンの度を越えた行為が可視化されてしまい、問題となったのでしょう。今後は、入り待ち出待ち文化も変わってくるのかもしれません」
今回、宝塚歌劇団が出した通達は、出演者や関係者のプライバシー保護やストレス軽減のためには、当然の措置であり、“遅すぎる”ぐらいのものだろう。やはり時代に合わせた“アップデート”は必要なのだ。






















