試合の1球ごとの詳細を速報で伝える、NPB(日本プロ野球機構)公認のアプリ『NPB+』でも、細野と藤原の対戦を見ることができるのだが、たしかに見逃し三振をとられた5球目のフォーシームは外角に大きく外れて記録されている。
「つまり最後の打席だけではなく、左打者の外側に終始寄っていたとする球審のストライクゾーンへの“無言の抗議”とも考えられます。もちろん審判も人間ですし、150キロ近いボールを全て正確に判定することは至難の業と言えます。
それに片方のチームに有利となる判定をしていたら問題ですが、当日のストライクゾーンは両チームにも当てはまる、平等な判定に見えました。藤原選手が納得いかない気持ちもわかりますが、人生賭けて判定しているのは審判も同じですよ」(前出・スポーツライター)
大谷翔平もNPBに苦言を呈した
MLBでは今シーズンからABS(自動ボール・ストライク判定システム)、いわゆる“ロボット審判”が導入され、ストライク判定への異議を認めている。片やビデオ判定による“リクエスト”こそ定着したプロ野球だが、球審によるストライク判定はいまだ“聖域”とされている。
WBC決勝トーナメント敗退後、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(31)が「ピッチクロック」導入を提言したためか、1度は見送ったNPBでも再検討がなされている。「人生を賭けた1打席」をロボット審判がジャッジする日もそう遠くはないだろう。
















