元横綱白鵬との「差」
伊勢ヶ濱親方への処分に“妥当”との声も多い一方で、2024年に処分を受けた宮城野親方(元横綱・白鵬)との「差」を指摘する声だ。
《甘くない?白鵬の時は、部屋閉鎖だぞ》《白鵬がアウトで照ノ富士がセーフの意味が分からない》《同じ親方でも処分に個人差がありすぎる》と疑問視する声も多い。
「宮城野親方は弟子の北青鵬が後輩力士に対して日常的に暴力を振るっていた問題で監督責任を問われ、同じく2階級降格と報酬減額の処分を受ています。しかし、それだけでなく宮城野部屋は閉鎖され、弟子たちは伊勢ヶ濱部屋への転籍を余儀なくされました。その後、宮城野親方は2025年に日本相撲協会を退職しました」(相撲ライター)
そんななか、白鵬との処分差については広報部長を務める藤島親方が「今までの事例と照らし合わせた。特に反対はなかった」と説明。処分が部屋閉鎖や師匠交代に至らなかった理由として、「前宮城部屋の時は、暴力が発覚してから報告をしなかった」「伊勢ヶ濱親方が自ら協会に申告したこと」などが考慮されたそうだ。
しかし、宮城野親方の場合は「監督責任」であり自ら暴力を振るったわけではない一方、伊勢ヶ濱親方は「師匠自身が弟子に直接暴力を振るった」という点で性質が異なる。にもかかわらず、部屋閉鎖に至らなかったことへの疑問は残る。
繰り返し起こる相撲協会の不祥事。長期にわたる八角理事長政権での改革はいつになったら成果が出るのだろうか。

















