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ー MLB公式Xも『勢いが止まる気配がない』

 

 現地時間4月24日、シカゴ・ホワイトソックスの村上宗隆はダイヤモンドバックス戦に先発出場。連続試合本塁打こそ「5」で止まったものの、鋭い安打を放ちチームの勝利に貢献した。連日の猛打に、今や全米の視線は背番号5に釘付けだ。

MLB公式Xも『勢いが止まる気配がない』

開幕から驚異的なペースで本塁打を量産している村上選手。前日まで5試合連続となる第10号を放つなど、出場わずか24試合での2桁到達は、ヤンキースの主砲・ジャッジ選手をも上回るリーグ2位となっています。シーズン換算では年間60本を超える歴史的な数字を叩き出しています」(スポーツ紙記者)

 今でこそ全米を熱狂させている村上だが、入団前は「メジャーで通用するのか」と懐疑的な声が根強かった。日本でのラストシーズンに三振が増えたことや、動くボールへの対応力を疑問視するスカウトも少なくなかったが、その逆風を自慢のバットで黙らせた形だ。

ホワイトソックスのウィル・ベナブル監督も『これ以上何を言えばいいんだろう。もう言うことがなくなってくるよ』と絶賛。MLB公式Xも『勢いが止まる気配がない』と報じるなど、球界全体を巻き込む熱狂を起こしつつあります」(前出・スポーツ紙記者)

 そんななか、現地ではある「超常現象」的な説まで浮上している。

SNS上では、村上の覚醒の理由を2026年3月のWBCの“ある瞬間”に求める投稿がバズっています。注目されているのは、3月8日のオーストラリア戦のベンチ内。大谷翔平から構えの助言を受け、村上の肩や体に触れているシーンです。村上自身、大会後に『“力の方向”についてアドバイスをいただいた』と明かしていますが、この接触がファンの想像を掻き立てているようです。

 これに対し、現地のアメリカ人ファンが、《みんな、オオタニが彼に触れた瞬間に力が移ったことに気づいてないよね。スペース・ジャムみたいに(笑)今のムラカミは、当面のところオオタニなんだ》とXに投稿。これが1万件以上の「いいね」を集める事態となっています」(在米ジャーナリスト)

 ちなみに『スペース・ジャム』とは、バスケットボールの神様マイケル・ジョーダンが主演した90年代の映画で、プロ選手の才能がモンスターに盗まれる描写がある。その設定になぞらえ、「大谷の超人的な才能が村上に注入された」というジョーク混じりの称賛が、現地ファンの間で大きな話題となっているのだ。

 懐疑派の声を最高の形で跳ね返し、今や「大谷の力を受け継いだ怪物」として全米に愛され始めた“村神様”。そのバットが描く放物線の先には、野球界の歴史を塗り替える景色が広がっている。