異様な映像に拒否感

 ポストには、《痛くはありません》と注意書きがしてあったものの、異様な映像に拒否感が止まらない。

 前出の全国紙記者は、批判的な世間の声が集まったことについてこう指摘した。

「そもそも拷問とは、身体的または精神的な重い苦痛を故意に与える行為のことを指します。実際に日本でも、1925年に制定された治安維持法のもとで、社会運動家に対して特別高等警察による激しい拷問が行われた歴史があり、それにより死者が出ました。今では、日本はもちろんのこと国際的にも法的に禁止されている行為でもあるため、エンタメ化することに対して拒否感を抱くのも無理はないでしょう」

 あくまでも、“歴史を学ぶ”という形での体験という立ち位置。しかし、笑いが巻き起こりながら禁止行為を学ぶという違和感は否めない。

「“没入型”のアミューズメントパークや、アトラクションなどはここ近年増えています。しかし2026年2月には、お台場の屋内型テーマパーク『イマーシブ・フォート東京』がわずか2年で閉業し、没入型というニッチな需要に難しさがあるのも事実です。そうした背景から、過激なコンセプトでのスタートとなったのかもしれませんが、今回ばかりは受け入れ難い声が多数を集めてしまいました」(前出・全国紙記者)

 同施設のリニューアルは、正解と言えるのだろうか。