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ー 没入させてくれない映画系テーマパーク
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ー 現代観光の最大懸念、オーバーツーリズム

 有名な観光地やテーマパークへの旅行。それで残るのは最高の思い出、映える写真─だけではなく、逆に「もう二度と……」と思わせられることも。10代から80代の男女1000人に聞いた、「行かなきゃよかった」観光地・テーマパークは?

没入させてくれない映画系テーマパーク

 10位から発表!

10位 はりまや橋

 高知の有名観光スポット。正式には播磨屋橋。『よさこい節』やペギー葉山など、歌われることも多い橋だ。

「有名な観光地だと思ったけど、街中の現代的な橋だった」(51歳・女性)、「もっと立派な橋を想像していたからちゃちで現代風でがっかり」(55歳・女性)。江戸時代に架橋された“本物”は、現在はコンクリート製。観光向けに縮小して復元された橋に多くの人が落胆している。

9位 志摩スペイン村

 三重県志摩市にある、スペインの街並みを再現したテーマパーク。

「二番煎じの小規模版。食事がおいしくない」(66歳・女性)、「入場料が高い」(19歳・男性)。価格と体験のバランスに厳しい目が向けられた。

8位 鎌倉

「行ってよかった」10位。理由はとにかく“人”だ。

「あまりにも人が多すぎてイメージと違った」(56歳・男性)、「オーバーツーリズムを実感した」(45歳・男性)、「車で行くには最悪。渋滞に巻き込まれるのが大好きな人向けの場所(笑)」(58歳・男性)。

 古都の風情を楽しむどころではない、という切実な声。

7位 ハウステンボス

「行ってよかった」3位。そちらでは“すいている”が武器になった一方で……。

「遠いわりにはアトラクションがショボい」(61歳・男性)、「心に残るほどのエンタメがなかった」(61歳・男性)、「夜景を見に行ったが、夜以外やることがなかった」(29歳・女性)。すいているのは、どうやら理由が……。

6位 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

「行ってよかった」2位。近年は海外ものだけでなく、任天堂エリアなど日本発のコンテンツも拡充しているが……。

「日本のキャラが入ってから、オタクの高級遊園地になった」(52歳・男性)、「6歳の子どもですら途中で『お母さん、もう帰ろう』と飽きていた」(53歳・女性)。運営的には推しポイントだろうが、VRアトラクションによる“酔い”の問題も複数指摘された。「外に高速道路が見えるので没入感がそがれる」(47歳・男性)というテーマパークとしてはツラい声も。