過去に安田監督がインタビューで答えていた「スターで映画を作るより映画でスターを作るほうが、おもしろい」という言葉を引用して苦言を。
1万3000円のバックヤードツアーも実施
一方で俳優・スタントマンのキノシタケイタは、
《そもそも論として日本アカデミー賞最優秀作品賞を獲った監督が、7000円の金額を取ってエキストラを集めなきゃいけない日本映画界の製作の現状こそ問題なんじゃないの??》
今回の作品はBS-TBSのテレビ時代劇だが、日本の映画業界を取り巻く環境に疑問を呈している。
「海外ではギャラが出るのが当たり前で、そのためエキストラにも演技指導がしっかり行われます。日本でも外資系のNetflixなどの作品に関しては2000〜5000円程度のクオカードが出演料代わりに支給されていて、そういう事情もありモブの観客役にも簡単な演技指導が行われることが一般的です」(芸能事務所関係者)
しかし日本の多くの作品はボランティアエキストラに頼っているため、作品のクオリティが上がらないという事情があるという。
「放送前にネタバレ防止するという目的も大きいのでしょうが、現場に行っても誰が参加するかも知らされず、“試合シーンなのでチーム名を叫んで応援してください!”ぐらいの簡単な指示しか与えられません。最後までどんなシーンなのか、誰がいたのかわからないまま終わることも多いので、それで一体感のある作品が作れるとは思いませんね」(過去に数度ボランティアエキストラに参加した女性)
『心配無用ノ介 天下御免』では参加費1万3000円の『撮影現場見学&バックヤードツアー』も実施。自主映画ならいざ知らず、テレビドラマとして放送する作品でさえ実費を負担してもらうエキストラに頼らないといけないほど、時代劇を取り巻く環境は厳しいようだ。

















