「他の監督で撮り直してくれ!」といった声も
「常連組のムロツヨシと佐藤二朗が近年、シリアスな演技で評価を上げている中、今作でのテンプレ化したアドリブ風のやり取りは時代遅れな印象。近年の福田作品と比べれば、ギャグシーンは控えめだと言われていますが、中盤のシュールなやり取りや、原作ファンから見て違和感を拭えない大幅な性格改変に伴う、“脈絡のないユーモア”は物語の腰を折っていたとの指摘も。こうした仕上がりに不満を抱いた映画YouTuberからは、『他の監督で撮り直してくれ!』といった動画も投稿されており、レビューサイトでも厳しい福田評が散見されます」(前出・エンタメ誌編集者)
とりわけ批判が集中しているのが、物語のクライマックスだ。
「坂本と塩野瑛久演じる改造人間の鹿島が死闘を繰り広げるのですが、最高潮に達した瞬間に“おふざけパート”が挟み込まれるので、目黒のアクションというせっかくの見せ場が半減させられてしまった印象です」(前出・エンタメ誌編集者)
また、“ラスボス”ポジションだったX(スラー)を志尊淳が演じることは、公開まで伏せられていたが……。
「志尊淳さん演じるX(スラー)は、ビジュアルの再現度は非常に高かっただけに、出演時間がもったいなかった。シーズン2ありきの構成だったのかもしれませんが……。シリーズが継続できるかどうかは、目黒さんのファンによる熱烈なアンコールがどこまで届くかにかかっていると言えそうです」(サブカルライター・蒼影コウ氏)
もっとも、福田監督のファンからは「いつものノリで大満足」といった好意的な声も聞かれ、シン役の高橋文哉のほか、神々廻(ししば)役の八木勇征、大佛(おさらぎ)役の生見愛瑠らのハマり役には、原作ファンからも拍手が贈られている。
ジャンプの人気作と目黒蓮という抜群の集客力を誇る組み合わせで順調な滑り出しを見せている本作。目黒蓮は『ほどなく、お別れです』の興収45億円と合わせて主演2作で “100億円の男”になる可能性も期待されており、このまま順調に興行収入を伸ばしていけるかは、映画ファンの「福田アレルギー」の反応次第かーー。

















