1位は『ナースのお仕事』(フジテレビ系/'96年)
「コメディー要素が多く、堅苦しい医療ドラマと違って気軽に見られた」(埼玉県・男性・41歳)
「ドジな主人公が先輩や患者との触れ合いを通じて一人前のナースとして成長する過程が好きだった」(兵庫県・女性・55歳)
と、堂々のトップに輝いた。
「コミカルでありつつ、ナースという仕事の実情や、ヒロインの成長もしっかり描かれていた。当時のフジテレビが掲げていた“楽しくなければテレビじゃない”を体現した、テレビが元気だった時代のドラマ」(カトリーヌさん)
観月ありさ扮する新米ナースと松下由樹の先輩ナースとのタッグで人気に。シリーズ4まで続き、映画化もされた。
「医師が主人公のドラマはそれまでもあったけれど、看護師にスポットを当てたのがこのドラマ。従来の男性のバディものとは違い、観月さんと松下さんがバディになってシリーズを回していた。今に続く女性バディものの草分けでした」(カトリーヌさん)
エンタメと誇張のさじ加減が大事
面白かった、イマイチだったといわれるドラマ。その分かれ目は何なのだろう。
「看護師は命と向き合うので、現実離れした描写には引っかかってしまうことも。ただ、エンタメ化されていると納得できるんです。誇張されている部分も面白ければすっと受け入れられるけど、“そりゃないぜ”となるとイマイチになってしまう。
『風、薫る』も、そのバランスに気をつけてほしい。“それはありえない”となると、反省会が始まるので」(カトリーヌさん)
主人公の試練に涙するか、ツッコみながら楽しむか。この先もナースドラマに注目を。
<取材・文/小野寺悦子>

















