『カムカムエヴリバディ』の雉真稔(松村北斗)

 4位は、『カムカムエヴリバディ』(2021年)の雉真稔(松村北斗)。

「母と私は今でも北斗くんのことを稔さんと呼んでいます」(山梨県・32歳)、「キュン死しそうなほどカッコよかった」(茨城県・28歳)

 ヒロイン・安子(上白石萌音)と結ばれたのもつかの間、戦争で儚く散ってしまった稔さんに神無月さんは、

「これは安子との淡く美しい初恋のエピソード込みでのランクインなんでしょうね。乗れない自転車で駅に駆けつけた安子を助け起こす稔さんの、恋に完全に落ちた眼差し、安子からの別れを感じ取って本心を聞くために列車に乗ってきた優しさ。稔さんの全部が、女の子の理想の王子様の詰め合わせでした」

 ちなみにスタエン朝ドラ王子枠は『おかえりモネ』('21年)の永瀬廉、『舞いあがれ!』('22年)の目黒蓮を抑えて松村の圧勝だった。

3位は『あんぱん』の柳井嵩(北村匠海)

2025年度前期放送のNHK連続テレビ小説『あんぱん』に出演した今田美桜、北村匠海
2025年度前期放送のNHK連続テレビ小説『あんぱん』に出演した今田美桜、北村匠海

 3位に輝いたのは、『あんぱん』('25年)の柳井嵩(北村匠海)。

「子どものころから一途に自分を思ってくれる穏やかな嵩に惚れた」(岩手県・35歳)、「どんなときも声を荒げない優しい嵩がそばにいてくれたら」(青森県・49歳)

 ヒロイン・のぶ(今田美桜)の幼なじみでありながら、のぶを思い続け最期まで添い遂げる一途な嵩の姿に胸を打たれた視聴者が多いようだ。ライターの津田春子さんは、

「前半はのぶから不条理な扱いを受けていたので“嵩かわいそう!”と見守る視聴者が多かったように思います。のぶが登場しない、戦地での嵩を中心に描いた週もあり、ヒロイン以上に視聴者から愛されたパートナーでしたね」

 のぶよりも嵩のストーリーが共感を呼んだ?

2位は『あさが来た』の白岡新次郎(玉木宏)

玉木宏
玉木宏

 続く2位は、『あさが来た』('15年)の白岡新次郎(玉木宏)。10位の五代友厚と共に、同作から2人の男性が視聴者からの熱視線を集めた。

「新次郎さまの包容力とビジュアルにびっくりぽん」(大阪府・45歳)、「あさを見守る、やわらかい視線が素敵」(石川県・41歳)

 ヒロイン・あさの夫となる新次郎について神無月さんは、

「あさのモデルとなった広岡浅子は今でこそ“規格外の才能を持った商売の天才”として評価されていますが、当時は“変わりもんの奥さん”。そんな女性を家の奥に閉じ込めず、好きなように商売の腕を振るわせた。

 現代でも妻の才能を摘もうとする男がうじゃうじゃいる中で、男としてのこの“器の大きさ”は、みんな好きにならずにいられないでしょう(笑)」

 あのビジュアルに迫られたらびっくりぽん!