「アイスダンスは“氷上の社交ダンス”とも呼ばれ、ステップの技術や音を表現する芸術性が重視される競技です。また、基本的に2人が手を伸ばして触れ合えるほど近い距離で演技をする必要があります。そのため、2人の息の合ったスケーティングが見どころの競技です。
一方、“りくりゅう”で一躍有名になったペアスケートは、一言でいえば“氷上のアクロバット”。シングル競技にダイナミックな共同技をプラスしたような、華やかで見ごたえのある種目です。男性が女性を空中に投げてジャンプさせる“スロージャンプ”や男性が女性を頭上高く持ち上げる“リフト”など、ダイナミックな大技が見どころです」
プライベートでも互いを深く理解
他にも、アイスダンスには「1回転半以上のジャンプ禁止」「男性の頭の位置より上にパートナーを持ち上げること禁止」「男性の肩や背中に女性が乗ること禁止」といったルールも。ペアスケートと違い、アクロバティックな動きは禁じられている。
「アイスダンスはペアスケートと比べて地味に見えるかもしれません。しかし、実は非常に高度な種目で、2人の動きを完全にシンクロさせ、音楽と一体化する表現力が求められます。宇野選手と本田選手は、すでにアイスショーでアイスダンスを披露した経験があります。それに、プライベートでもお互いを深く理解し、リスペクトし合っている2人。その強い信頼関係によって、さらに息の合った演技を見せてくれるのではないかと楽しみです」
ペアスケートとアイスダンス。どちらも男女2人で魅せる競技だが、その性質は大きく異なる。宇野昌磨と本田真凜が目指すのは、「りくりゅう」ペアとはまた違った美しさだ。
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