日ハム時代の'16年オフの大谷翔平。2日連続で公の場に私服で登場も同じようなシャツを着ていた
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【写真】息子とキャッチボールをする姿が目撃された巨人・阿部前監督

 2025年のNPB公式戦の年間入場者数は約2674万人と、過去最高を更新したプロ野球。その内訳はセ・リーグが約1402万人、パ・リーグは約1272万人と差はほとんどなく、むしろ前年比では後者の方が入場者数を増やしている。

 もちろん12球団での人気球団は阪神、巨人が今なおワンツーだが、いずれ「実力のパ、人気もパ」に取って代わっても不思議ではない現状があるのだ。

 では、なぜセ・パで“実力差”がついてしまったのだろうか。パ・リーグ事情に詳しいベテランライターは「長らく議論されたように、パにはあってセにはない“DH、指名打者制”が影響していると思います」

戦術面だけでなく経営面にも影響

 投手が打席に立つ代わりに“攻撃専門”の選手起用が認められる指名打者制。2026年「センバツ高校野球大会」でも投手の負担軽減、選手の出場機会を増やすことを目的に導入され、出場校32チームのうち26チームが利用。中学生の軟式野球、学童野球では2024年から導入されるなど、アマチュア野球では一般的となりつつある。

「プロ野球では1975年にパ・リーグで導入されましたが、私の主観ですが、やはり以降からセ・パに差がで始めたように思います。打線に外国人選手や、守備に不安がある強打者を起用でき、また投手も打線で気を抜くことなく、長いイニングを投げることから野球のレベルが上がる土壌があります。

 一方のセ・リーグ、投手の打席があることで代打、打順の入れ替えといった野球の戦術面を重視する意見も根強かった。そして、レギュラークラスの選手が増えることによる“年俸高騰”を抑えたい球団もあったと聞きます。実のところ、現場だけでなく経営陣の“ストップ”も大きな理由だったと考えられますね」(前出・ライター)

 2027年にはセ・リーグでもついに指名打者制の導入が始まる。いずれ「人気のセパ、実力のセパ」と拮抗すればプロ野球のレベルも上がり、入場者数のさらなる増加にもつながることだろう。