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備蓄米の倉庫(写真はイメージ)
5月29日に放送された『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)で、千葉県香取郡東庄(とうのしょう)町で田植えを終えたばかりの水田が突如として干上がる異常事態が特集された。その原因は猛暑や渇水ではなく、排水機場からの銅線ケーブル盗難だった。本来なら水が張られているはずの田んぼには大きなひび割れが入り、農家たちは不安を募らせている。
『トクリュウ』による金属窃盗が深刻な問題に
「問題が起きたのは、利根川の水を周辺農地へ供給する『東今泉揚排水機場』です。4月下旬、施設内の銅製送電ケーブルや真鍮(しんちゅう)製バルブが大量に盗まれ、ポンプが停止。農業用水を送ることができなくなったといいます。
番組では、現地農家が《水がないと根が傷んでしまう。このまま乾けば収穫量が大きく落ちる》と訴えていました。近年の異常気象や資材高騰だけでも苦しいなか、まさか窃盗被害によってコメ作りそのものが脅かされるとは誰も想像していなかったでしょう」(全国紙記者)
ようやく“令和の米騒動”が落ち着きを見せはじめたものの、コメ価格は依然として高いままだ。政府は増産を後押しし、農家も生産拡大への期待を寄せていた。そんな矢先に起きた今回の事件は一地域の問題にとどまらないと、前出の記者は続ける。
「農家がコメを作ろうとしても、インフラが破壊されてしまえば生産できません。これは農家だけでなく消費者にも影響する問題です。近年は、SNSで実行役を募集する匿名・流動型犯罪グループ『トクリュウ』による金属窃盗が深刻な問題となっています。太陽光発電施設や工事現場、資材置き場などで被害が相次いでおり、背景には世界的な銅価格の高騰があるとされます。警察庁の統計でも、金属盗難の認知件数は高水準で推移していますね」






















