Adoの夢「グラミー賞」
今回の契約で注目されるのは、「グラミー賞」への挑戦だろう。
Adoは『Real Sound』の取材で自身の夢について「現在の夢、明確な目標は『グラミー賞』を獲ることです」と明かしている。続けて「そして、控えている『Hibana』以上の世界ツアーをいずれはやりたいというのも、今の目標であり、夢です」と今後の展望を見据えていた。
2002年10月24日生まれのAdoは現在23歳。仮に今後グラミー賞を受賞すれば、日本人受賞者の中で最年少受賞となる可能性が高いだろう。グラミー賞における日本人受賞の歴史は、1982年のオノ・ヨーコにさかのぼる。ジョン・レノンとの共作アルバム『ダブル・ファンタジー』で年間最優秀アルバム賞を受賞。
近年では、2011年にB'zの松本孝弘がラリー・カールトンとの共作『Take Your Pick』で「ベスト・ポップ・インストゥルメンタル・アルバム」賞を獲得し、直近では2023年、作曲家の宅見将典が『Sakura』で最優秀グローバル・ミュージック・アルバム賞を受賞。その他にも坂本龍一、上原ひろみなど錚々たるアーティストたちが並び、Adoの挑戦は新たな歴史を刻む可能性を秘めている。
「グラミー賞については、日本語楽曲でのノミネートは容易ではありませんが、グローバル・ミュージック部門や、今後新設される可能性のあるカテゴリーでの受賞は十分に視野に入るでしょう」
『WME』との契約を機に活躍の場を世界に広げたAdo。グラミー賞受賞という偉業は決して遠い未来の話ではないのかもしれない─。

















