斬新な内容なのかと期待したが既視感がある番組
『※女性は見ないでください』ではせいやさんと男性ゲスト、女性ゲストが飲み会のように向かい合って3対3でお酒を飲みます。女性との会話で違和感を持ったときにボタンを押し、女性陣には会話が聞こえないようにヘッドホンをしてもらって、言いたいことを言うというスタイルです。
挑発的なタイトルだけに、どんな斬新な内容なのかと期待は高まりますが、2回見た感想としては、どこかで見たことがあるという既視感がすごい、もしくは古い、これに尽きます。どんなところが古いのか、書いていきたいと思います。
(1)若い女性とオジサンという組み合わせが古い
せいやさん以外のこれまでの男性出演者は、ぱーてぃーちゃん・すがちゃん最高No.1さん、見取り図・盛山晋太郎さん、ニューヨーク・嶋佐和也さんです。せいやさんとすがちゃん最高No.1さんは30代、盛山さんと嶋差さんは40代ですが、女性ゲストは20代前半と大分年齢差があります。10も20も年下の女性に対して、「MBTI、何がおもろいねん」と言っても、それは女性のややこしさというより、単なるジェネレーションギャップというやつではないでしょうか。
もしかすると、平成中期に人気だった、明石家さんまさんと若い女性によるトーク番組『恋のからさわぎ』(日本テレビ系)を模したのかもしれませんが、残念ながら、女性陣と男性陣の話がかみあっていないように感じました。
(2)本音トークのエピソードに既視感がある
女性ゲストが『鬼滅の刃』(集英社刊)が好きと自ら言ったにもかかわらず、主人公の名前を答えられなかったことで、男性陣から「女子の少年漫画好きは信用できない」「女子の8割は漫画が読めない」「男のほうが賢い」という発言が飛び出します。若い視聴者はびっくりするかもしれませんが、男性によるこういう「オンナの好きは信用できない。オンナの理解は浅い」説は今に始まったことではないのです。
たとえば、タレントの矢口真里さんは、人気漫画『ONE PIECE』(集英社刊)の大ファンであることを公言していましたが、2012年3月19日放送『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)内の企画、「第5回ワンピース王決定戦」に参加したものの、回答ボタンすら押さなかったことから、本当にファンなのか、にわかなのではないかという声が視聴者から上がったのでした。その他の事柄でも、詳しいといいながら実際はそうでもないことが露見しため、矢口さんは知りもしないのに何にでも首をつっこんでくるという意味の“いっちょかみ"とみなされたり、「オンナの好きなんて、その程度だよな」と冷笑されたりもしたのでした。



















