大谷翔平のセイコーアンバサダー就任10周年を記念して制作された特別モデル『Seiko Star Time』が、その斬新なデザインでSNSを中心に大きな話題を呼んでいる。
セイコー、大谷翔平特別モデル
文字盤には一般的な時計の針が見当たらず、円盤が何層にも重なったような独特のデザイン。そのためSNSでは、
《どうやって時間読むの?》
《使いづらそう…》
《見方がよくわからない》
など、驚きや戸惑いの声が相次いでいる。
この時計は一般販売を前提としたモデルではなく、大谷のセイコーアンバサダー就任10周年を記念して制作された一点物。
一般的な腕時計のように現在時刻だけを表示するのではなく、「100万時間(約114年)」という壮大な時間の積み重ねを一つの文字盤で表現したコンセプトモデルだ。
文字盤には5層の円盤針を採用。中央の円盤が現在時刻を24時間表示で示し、その外側には24時間(1日)、1000時間、1万時間、10万時間、100万時間をそれぞれ一周で表現する円盤が重なっている。
中央で現在時刻を確認しながら外側へ視線を移すことで、「今」という瞬間が100万時間という長い時間の流れの中のどこに位置しているのかを感じられる仕組みになっている。
セイコーによると、本モデルは約3年前から開発がスタート。外装からムーブメントまで、ほぼすべての部品を新規開発したという。
開発で最も苦労した点について広報担当者は、
「大谷選手が思い描く理想のデザインを損なうことなく製品化することが最も大きな挑戦でした。特に5層構造の円盤針では、その厚みを感じさせない見た目を実現するため、外装だけでなくムーブメントの構造にも改良を加えました。
外観デザインを変更することなく実現するために、ムーブメントの形状そのものを見直す必要があり、多くの試行錯誤を要しました」
と明かした。
また、「どうやって時間を読むの?」という声については、
「一見すると複雑に見えますが、まずは中央の24時間表示で現在時刻を読み、その後に各円盤が示す長大な時間の経過を楽しんでいただくことが、このモデルならではの魅力です」
と説明している。






















