休日の意外な素顔

 毎熊が演じる父親・星野学は非常に心配性なキャラクターだが、自分自身は「まあ、なんとかなるだろうというスタンス(笑)」だそう。劇中での変化をわかりやすく提示するのではなく、親としての成長のきっかけを少しつかんだくらいのイメージで演じたという。

『見えない娘 THE INVISIBLES』8月28日(金)、TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開(C)THE INVISIBLES Production Committee配給:PARCO CHOCOLATE Inc.
『見えない娘 THE INVISIBLES』8月28日(金)、TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開(C)THE INVISIBLES Production Committee配給:PARCO CHOCOLATE Inc.
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 作品や役柄に対して真摯に向き合う毎熊だが、プライベートはどこかミステリアス。休日の過ごし方を尋ねると、意外な素顔を明かしてくれた。

「最近はドラムの練習をしてます。もともと音楽が好きで、ダンスは20代でやめたんですけど、音楽はずっと聴いていて。ドラムやベースのリズム隊が好きなんです」

 バンドを組む予定は「とりあえずはない」とのことだが、朝、目が覚めきっていない状態でドラムを叩くと、1時間ほどで頭が冴えてくるのが良いルーティンになっているそう。この“リズム”へのこだわりが、彼の演技の根底にもつながっている。

「リズムを外さない、そこしかないタイミングで音を出すのって、意外と生活やお芝居の中でもある気がして。ずっと今までオンでしかリズムを取ってなかったな、でも裏もあれば3連もあるなみたいな。いろんなリズムを身体に入れるトレーニングをしています(笑)」

 不器用な父親の成長と家族の絆を描く本作。常に新しい“リズム”を取り込みながら進化を続ける毎熊克哉という俳優の底知れない人間味が、見る者の心をじんわりと温めてくれるはずだ。

子どものころの夏の思い出は?

「宿題は『早くしなさい』と言われながら、漢字ドリルを適当に済ませて、頭を使う読書感想文はギリギリまで残してました(笑)。子どものころの夏休みの一番の楽しみは、車で家族と出かけることでしたね。

 父親が運転する車で家族4人と犬を連れて、長崎や奈良の両親の実家へ6時間以上かけて、みんなでワイワイ行くのが本当に楽しかったです」