多いときには最大14人の子どもたちと暮らした美奈子さん。4度目の離婚後、現在は5人の子と暮らし、3人の孫も頻繁に遊びにくる。子どもたちからは「ミナ」「ミナちゃん」と呼ばれ、母親というより仲良しグループのまとめ役のようだ。
友達とかママ友という言い方のほうがしっくりくる
「長女の乃愛琉と次女の姫麗も若くしてママになりましたが、なんの心配もなかったですね。昔から下の子たちのお世話を手伝ってくれていたので、子育てももはやベテランのようです」
自身も小学生の子を育てる美奈子さん。長男、そして長女、次女とは、日々の悩みを共有し合う関係性だという。
「『長会(おさかい)』という、上の子たちで構成されたLINEグループがあるのですが、育児に悩むことがあったらそこで相談し合っています。私が言うよりも、兄や姉から言ってもらうほうが言うことを聞いたりするんですよね。家族や親子よりも、友達とかママ友という言い方のほうが今はしっくりきます」
役割や関係性を、それぞれのタイミングで柔軟に変えていけるのが大家族・美奈子ファミリーの強み。しかし、かつては人数が多いがゆえの悩みもあったそう。
「遊びに行きたいところがあったら、お友達を誘うのではなく『家族の誰かと行けばいいか』となる。人間関係が家族間で完結することが多々ありました。家族仲がいいのはうれしいけど、家に居すぎるのも親としては心配なわけです。四女の妃翠がまさにそのタイプでしたね」
そんな妃翠さんだったが、メイクに目覚めると17歳で韓国に単身留学。現在も現地の学校でメイクを学んでいる。
「みんな、成長とともに、性格もどんどん変わっていく。学費については正直大変ですが、勉強したい気持ちは支えてあげたいです。どの子どもたちに対しても、どうしてもこれを学びたいという熱意を伝えてくれたら、私もそのために頑張ります。ただし『楽そうだから』みたいな理由では、許可しません(笑)」
子どもたちの成長を喜ぶ反面、最近は、巣立っていく寂しさを切実に感じるように。
「この間、たまたま食卓に3人しかいない夜があったんです。ほかのご家庭では普通かもしれませんが、わが家にとってはすごく少ない人数。『寂しいね』なんて言ってました」
現実問題、子どもが全員巣立っていく日もそう遠くはない。
「子どもたちが巣立っていったあとも、楽しく生きていけるような生き方を探していかないとですね。子どもに合わせることが当たり前になっていたので、外食するときも、自分が何を食べたいかわからないんですよ。つい『なんでもいいよ』と言っちゃう。そういうところから向き合っていかないと、ですね」
とはいえ美奈子さんはまだ43歳。今後さらにお子さんが増える可能性もなくはない?
「お相手ができたらの話ですけれども(笑)、絶対に嫌だという気持ちはないですね。子どもは好きなので。でも今は孫がちょうどいいです。ただ可愛がっていればいいし、責任もないので」



















