誰のどこをほめるか、ほめゾーンを決める

 しかし、誰彼問わず女性をほめていると、ほめ言葉の信憑性が低くなってしまうもの。だからこそ、誰のどこをほめるか、ほめゾーンを決めておくことが大切だそう。

女性をむやみにほめればいいというのはNG。誰のどこをほめるか、ほめゾーンを決めておくことが大切(写真はイメージです)
女性をむやみにほめればいいというのはNG。誰のどこをほめるか、ほめゾーンを決めておくことが大切(写真はイメージです)
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合コンのように、複数の女性といっぺんに知り合った場合は、話した女性全員に“どう見えるか”は話してください。これでミッションコンプリート。あとはもう一度会いたい女性だけ、積極的に外見をほめていきます」

 最初は「かわいい」「きれい」といった漠然としたほめ言葉から始めて、どんどん細かいパーツをほめていくといいとのこと。外見をほめる際のポイントは、2つ。

 1つめは、“生まれつきの部分”と“そうでない部分”(髪やネイルなど自分の意志で手間をかけている部分)を両方ほめること。2つめは、性的な表現をとらないことです。

「“生まれつきの部分”とは、顔と身体です。性的メリットを重んじる男性のみなさんは、女性の顔はもちろん、バスト、ヒップや脚に興味があるでしょう。しかし、交際が成立していない段階でバストやヒップ、脚を性的な表現でほめるのはNGです」

 さらに、いいイメージのある職業にたとえてほめると、簡単に好意を伝えられるといいます。

「たとえば、手脚が長い、長身、細身の女性には『モデルさんみたい』、清楚でかわいい感じのする女性には、『テレビ見ないからよくわからないけれど、女子アナっぽい』と職業でくくりましょう。顔をほめる際は『目が大きい』など好きなパーツを挙げてみて」

 そんな見え透いたお世辞や嘘は言いたくないと思う男性もいるでしょう。しかし真の目的は、ほめることによって、男性側に興味をもってもらうこと。だから、厳密にその職業に見える、見えない、芸能人に似ている、似ていないを突き詰める必要はありません。

「それに、“男を立てる”という考えがいまだに残っている日本において、男性たちは女性に日々『さすが!』『すごい!』など心にもない嘘を言ってもらっているわけですから、おあいこと考えてください」