そば茶を飲んで語り合う。この二人はホントにおじいちゃん

――仕事の帰り道、よく一緒にご飯を食べに行かれるそうですね。食べながら、どんな話をしてるんですか?

黒羽 それは男の子ですから、女の子の話をすることもありますけど(笑)。

崎山 うん。でも、今は仕事がほとんどを占めてるんで、基本的にはやっぱり仕事の話になっちゃう。

黒羽 いや、ホントにほぼ仕事ですね。お互い仕事の悩みだったり不安に思ってることとか、あまり人に話さないことも話してますね。崎山くんは信頼できるから。だから長く付き合っていきたいなと思います。

崎山 うん。ちょっと時間があったら、行きつけのそば屋さんで話したりするね。

黒羽 そこにはわりと長くいる。1時間くらいだけど(笑)。

――アハハ。そば屋さんでは、お酒は飲まないんですか?

崎山 1杯くらいは飲んだりするけど、基本的には飲まないね。

黒羽 だいたいは、そば茶飲みながら(笑)。

崎山 ホントにおじいちゃんなんです。この二人(笑)。団子とか好きだし。

黒羽 しょうゆせんべいとかも好きだしね。

――ミュージカル『刀剣乱舞』の三日月宗近と石切丸のような感じですね(笑)。

崎山 ホントにそんな感じですよ(笑)。

左から崎山つばさ、黒羽麻璃央 撮影/森田晃博

――お互いの真面目さを感じることはけっこうありますか?

崎山 ありますね。麻璃央は同じタイミングで稽古を開始できなかったときに、自主的に稽古場に早く来て、ダンスの振りを習ってて。みんなからの遅れを取り戻すために、ダンスをしてる姿を見たりすると、真面目だなって。

黒羽 ダンス得意じゃないから。付き合ってくれましたしね、崎山くんが。

崎山 ちょうどいいんですよ。僕もやったらやっただけできるし、固まるし。

黒羽 ありがたいですね。崎山くんは、必ずするルーティンがあるよね?

崎山 うん、ある。だいたい本番の3時間前に劇場が開くんですけど、3時間前に入って、ご飯食べて、身体をほぐして、リハーサルがあって。そのあとにちょっと自分の発声をして、足りなかったらそのあとに補って。大丈夫な場合は、そのまま自分の時間に使う。リラックスしたり、音楽聞いたりとか、本番まで調整して。で、メイク時間。そういう流れですね。自然とそれが癖になってしまってる。

――お互いの舞台を見に行ったりもしますか?

崎山 去年の秋、『歌姫』を見に行きました。

黒羽 北園涼くんと見に来てくれたんだよね。

崎山 麻璃央の舞台見てうらやましいと思いました。そう思えるのがいいよね。

黒羽 うん。俺も『刀ミュ』(ミュージカル『刀剣乱舞』)の~三百年の子守歌~を見て、いいなって思ったんですけど。「ああ、いい舞台だったね」じゃなくて、「崎山くん、うらやましい! 一緒に舞台立ちたい!」って思える役者なので、僕にとって貴重な存在だと思いますね。

崎山 ライバルとはまた違うんですけどね。戦友みたいなところがあって。

黒羽 一緒に上がっていきたいっていうのはあるね。

崎山 うん。そういうふうに思える特別な存在なんだと思いますね。俺、ドラマ『男水!』も毎週録画してたもん。

黒羽 今、一瞬ですごい汗かいたんだけど(笑)。