スペシャルQ&A【黒羽麻璃央編】

――崎山さんには言ってないけど、感謝していることは?

黒羽 常に感謝してますが、割と僕のご飯の誘いは来てくれる(笑)。お互いサクッとメシが好きなので、同じところにあんまり長くいられないというか。お腹いっぱいになったら家帰るでしょって(笑)。回転寿司も30分で食べて帰る(笑)。基本的な時間の使い方が似てるんですよね。だから、僕は非常に居やすいです。ありがとうございます(笑)。

――相手に直してほしいところは?

黒羽 直してほしいところは、1つも思ったことないです。とか言って、俺のほうにはめっちゃあったら嫌ですね(笑)。でも、今のところホントにないです。しいて言うなら、優しすぎるところじゃないですかね。

――何フェチですか?

黒羽 アキレス腱。キュってなってるアキレス腱を含めたかかとのあたりが好きです。テニスソックスをはいてたりして、アキレス腱が見えると「おおっ!」となります。

黒羽麻璃央 撮影/森田晃博
黒羽麻璃央 撮影/森田晃博
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――「大人の男」に必要なものは?

黒羽 余裕、経済力、包容力、計画性、安心感……。そういうものを与えられる人。僕にはまだどれも足りないと思うけど、仕事の現場とかで、共演者から一緒にいると安心するって言われるのはすごくうれしいですね。別に安心させようと思ってやってることじゃなくて、自然と出てるもので安心感を与えられると大人かなって思います。大人になってきてる自覚はありますよ。将来のことや親のことを考えるようになって、意識が変わってきたと思います。

――今、悩んでいることは?

黒羽 筋肉が付きにくいこと。幼児体型なんです。トレーニングしても食事制限してもタンパク質を摂っても、とにかく筋肉がつかないんです。23年間で一度も自分の腹筋が割れてるのを見たことがない(笑)。学生時代も野球部でちゃんと運動してきたけど、お腹がぽっこり出ちゃうみたい幼児体形は、生まれ持ったものなのでしょうがないのかもしれないですね。絶対決まってるんですよ、筋肉がつく人とつかない人って(笑)。

――生まれ変わるなら男? 女?

黒羽 また男になりたい。で、今度は体育教師になってみたい。もともと身体を動かすのが好きだったので、体育教師になろうと思って、体育大学の大学案内を取り寄せて説明会を受けてて。僕、ケガして運動ができなくなったんで、そういうのを生かせることを学びたいなと思ってましたし、子どものときから体育の授業が大好きだったので、それを仕事にしたら楽しいんだろうなって。リアルに体育大学に入学する2~3歩手前くらいまで行ったので。

――絶対に譲れないことは?

黒羽 僕、絶対に言霊とかあると思っている人間で。まあ一種の自己暗示みたいなものですけど、欲しいものだったり、「俺はこうするんだ」っていうのは、口に出したほうが現実になると思ってて。それで今、やりたいことが順調にかなってきてるんで。わかりやすく言うと、「映像の仕事もやりたいです」って言って、そんなすぐにポンっとできるものじゃないんですけど、でもそれが決まったりとか。運とかいろんな人の力を借りてできることだとは思うんですけど。だから、そういう自分の中の信念は曲げない。