目次
Page 1
ー 顔の形が「卵形」に見えるメガネを選ぶ
Page 2
ー 老眼で初メガネの人はふちありフレームを ー レンズの大敵は熱!汚れたら流水で洗って
Page 3
ー メガネ選びの基本ポイント

 

 太くてまん丸の黒フレーム、縦長のメタルフレーム……、デザインが素敵なメガネには憧れるけれど、いざかけてみると、どうもしっくりこない。自分に似合うメガネはどう選べばいいの?

顔の形が「卵形」に見えるメガネを選ぶ

めがねミュージアム(https://www.megane.gr.jp/museum/)
めがねミュージアム(https://www.megane.gr.jp/museum/)

「メガネ選びで何よりも大事なのはサイズです。フレームが顔の横幅にぴったりか、少し内側に入るものを選ぶと、しっくりきます。それに次いでデザイン、材質。加えて、メガネをかけたときに顔の形が“卵形”に見えるようなメガネが理想です」

 そう話すのは、大きめのメタルフレームがよく似合う、めがねミュージアムの水野倫菜さん。

「顔の形は、長めでほっそり、長めでふっくら、短めでほっそり、短めでふっくらの4タイプに大きく分類されます。この4つに自分の顔を分類して、メガネの形やフレームの色を選んでいくといいでしょう」(水野さん、以下同)

 例えば、面長の人は縦幅のあるフレームや、ふちの幅があるもので顔に「区切り」を入れると顔の長さが目立たなくなる。反対に短い顔の人は、ふちのないもので顔に「区切り」をつけないようにするのがコツだそうだ。また、顔がほっそりした人はやわらかめの色、ふっくらの人は濃いめの色を選ぶと、見た目が卵形に近づく。

 とはいえ、メガネによって自分の印象を大きく変えたいときもあるもの。そんなときの選び方のコツは?

「例えば、親しみやすくカジュアルな雰囲気にしたいなら、クリアブラウンなど透け感のある色みのプラスチック系フレームがおすすめ。少し落ち着いた雰囲気を出したいなら、前側のフレームはプラスチックだけど、耳にかける部分(つる)はメタル素材のタイプを。お仕事などでかっちり決めたい人は、すっきりめのメタルフレームをご案内しています」