毎公演、客席の一番うしろまでペタペタ触って歩いてます

――プライベートでの2人の交流についても伺いたいんですけど。

小池 ちょいちょいLINEくれるよね。

浦井 今これやってるとか報告したり。感動したものとか、面白いものを送ったりとか。テレビに出てる徹平を撮って「見てるよ~」って送ったり(笑)。

小池 こっちも『釣りバカ(日誌 Season2新米社員 浜崎伝助)』見てるよ、巻き髪のプリンス(笑)。とか返して。

浦井 アハハハハ!

小池徹平、浦井健治 撮影/森田晃博

小池 健ちゃんはお酒飲まないから、プライベートであんまりご飯とか行けないからね。でもね、健ちゃんはいつでも優しいんだよね、喉の薬とか漢方薬とかいっぱい持ってきてくれるから。心配してくれるんですよ。今回の楽屋でもそうだし、健ちゃんの舞台を見に行って楽屋に行ったりしても、「どう元気? 最近どうなの? アメちゃんいる?」とかってすごい気遣ってくれる人だから。

浦井 『ビッグ・フィッシュ』という舞台を見に来てくれたときに、徹平が僕の楽屋で急にボロボロ泣き始めたんです。それが印象的で。川平慈英さんと僕が演じた親子の物語なんですけど。すごく感動してくれて。

小池 あれはものすごくいい作品ですよ。

――今までに驚いたことってありますか?

浦井 本番直前まで普通に本読んでたり、ゲームしたり全然違うことをやってて、急にLとして舞台に立てるんですよ。それで、ぶわ~って間違えずに台詞が出てくる!

――すぐに切り替えられるんですね。

小池 ずっと台本見てると疲れちゃうから、息抜きしながらね(笑)。

浦井 緩急のつけかたがハンパないんですよ。どうやったらそんなに切り替えられるんだろう? 僕は不安になるタイプだから。

小池 健ちゃんはできてるのに、心配性な部分がすごくある人で。あと僕より規則正しいルーティンがあるんで。それが願掛けになっていたりとか、自分の体調の確認だったりとか。ステージに立つってことをすごく重んじている人なので、あるんですよ、きっとうまくいくっていう何かが。どんな状況でも劇場に入ったら、まずは舞台に立っておかないと気持ち悪い人だから。

浦井 お! ちゃんと見てくれてるんだ(笑)。うれしいな~、そうなんですよ。

浦井健治、小池徹平 撮影/森田晃博

――具体的にはどんなことをやるんですか?

浦井 『星ノ数ホド』というお芝居のときに、演出家の小川絵梨子さんから、リアリズムのお芝居を学んでからなんですけど。まずは稽古場も本番の劇場も、行ったらその空間に全部触れる。舞台上はもちろん、壁も、最上階の一番後ろの客席も。触れておくだけで、無意識にこれが自分の空間だっていう認識になるから、そこで芝居をやったときに現実味が生まれるっていう。その舞台以来、毎公演、客席の一番うしろまでペタペタ触って歩いてます。

小池 面白いでしょう? 僕は差がわかんないもん(笑)。

浦井 アハハハハハ!

――どんな作品でもなさるんですか?

浦井 帝国劇場でもしてます。2時間半前には入って。

小池 これが浦井健治です!

浦井 アハハハハハ! 面倒くさいでしょう?(笑)