――お互いに俳優としてリスペクトしているところは?

佐藤 やっぱり万能選手というか、歌っても踊っても芝居しても……。

加藤 おお? 踊れねぇぞ(笑)。『タイタニック』でも一緒に練習したじゃん。

佐藤 全然そんなことないですよ。何にでも一生懸命に取り組む姿というか、そういうのはすごいなって思いますね。僕なんか得意な歌以外は、苦手意識がすごく強いんですけど、和樹くんはそういうのを感じさせないから。

加藤 いやいや。シュガーはすごい素直なんですよ。それがやっぱり芝居にも出るし、演出を受けてるときも、吸収量がすごくある。言われたことをパッと形にできるし、そこはすごいなって思います。歌に関してはプロフェッショナルなんで教えてもらうことも多いですけど、すごく声が聞き取りやすいんですよね。口先だけでしゃべってても、声がちゃんと響いて聞こえてくるってことは、芝居においては絶対的に武器になるから。そこは見習いたいなとすごく思う。

佐藤 ありがうございます! うれしくなっちゃいますね。こういうふうに自分のことを話してもらうのって、なかなかないですから。

加藤 二人でご飯食べながら褒め合ってたら気持ち悪いけどね(笑)。

連絡はジロリアンのグループのLINEで。リーダーはもちろん和樹くん(!?)

――そもそも、おふたりが気が合ったのはどんな部分ですが? 似ているところは?

加藤 ホントに気を使わなくて済むっていうか、同級生といる感じなんですよ、クラスメート。学校帰りに「今日、ちょっとどっか寄って帰ろうぜ!」とか。

佐藤 うれしい! ありがとうございます! でも優しいところだと思いますね、共通してる部分は。

加藤 自分で言っちゃった?(笑)

佐藤 (笑)。そこはグイッといっとかないと。

加藤 俺は、恥ずかしくて自分で言えないよ(笑)。

佐藤 アハハハハ!

加藤和樹 撮影/伊藤和幸
加藤和樹 撮影/伊藤和幸
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――普段、連絡はマメにとったりしてるんですか?

加藤 共通のグループLINEがあって。

佐藤 ジロリアン(熱狂的なラーメン二郎のファンのこと)のグループLINEがあって。もちろんリーダーは和樹くんなんですけどね。

加藤 リーダーじゃないから(笑)。

――だいたい加藤さん発信なんですか?

佐藤 それはもう、ラーメン二郎には一番行ってるので(笑)。

加藤 いや違うんだよ、みんなジロリアンってグループにいながら、写真アップしてるの俺だけじゃん。何がジロリアンだよって(笑)。

佐藤 (笑)。そこで「今日行く?」「空いてるんで行きます!」みたいな感じで連絡とって。

加藤 「九州行って、二郎系のこんなお店行ったよ」とか。

佐藤 僕も九州行ったときにその店探して行って「僕も行きました!」って載せたり(笑)。

――(笑)。ラーメン繋がりなんですね。

加藤 ラーメンは好きですね。

佐藤 うちの実家はラーメン屋なんでね。福島の喜多方ラーメンなんですけど。

加藤 俺、シュガーんちのラーメンをジロリアングループの人たちに広めたね。

佐藤 そうなんですよ、みんなにけっこう食べてもらってるんですよ。

加藤 確かにめっちゃうまそうなんですよ。俺はまだ食べてないんですけど。

佐藤 実家のラーメン、あげてなかったでしたっけ? 送ってると思ってた。今度送りますんで。

加藤 ありがとうございます(笑)。