活動休止会見を開いた嵐

 嵐の会見で話題を集めている“無責任質問”。

 会見翌日のオンエアで、テレビ朝日の羽鳥慎一キャスターが放ったひと言こそ、炎上ものだった。それは「嵐と一度でも仕事をした人であれば、無責任だという発言は出てこない」云々。ちょっと怒気を声に込め、さらにはコメンテーターもそれに追随した。

 それを聞き、う~ん、と考え込んだ。

炎上記者の質問がヘタ

 確かにくだんの記者(以下、炎上記者と表記)の質問には首をかしげる部分はあるが、羽鳥氏が指摘する嵐と仕事をしたことがある記者は、世の中に果たして存在するのだろうか。

 ファッション誌のグラビアのライターなら、「一緒に仕事をした」という感覚を持てるのかもしれない。だが、新聞や雑誌の記者の場合、「インタビューしたことはある」「取材したことはある」と答えるだろうが、それをもって「一緒に仕事したことがある」とは言わない。

 質問者が誰かは世間にネタバレしているが、スポーツ紙の芸能記者である。嵐と一緒に仕事をしていたとは思えない。よって羽鳥氏の発言は、自分のいる世界の物差しでしかものを見ない、身勝手な指摘となる。

 前置きが長い! 閑話休題。

 炎上記者は会見で、「無責任では?」と聞いたわけではなく「無責任じゃないかという指摘もあると思うんです」と聞いている。

 世の中にはいろんな意見がある。その中には、嵐を快く思わない視点で発言する人々もいるだろう。炎上記者は、それを想定して質問したのではないか。別にかばう気はないが、そう思う。だが、質問がヘタだ。ヘタすぎる。

 嵐の決断はまったく無責任ではないが、ある視点に立つと「嵐の活動休止が無責任になる可能性がある」と見立てることもできる。