お金が欲しいから私を買ってちょうだい

 無銭飲食で警察ざたになったその日の夜の佐藤容疑者の驚くべき行動を、前出・居酒屋店主が続ける。

「夜中に近くのコンビニの駐車場で男漁(あさ)りをしていた、と聞きました。バニーガール姿で白いコートを羽織って、男の人に近づいてはコートをパッと広げて見せる。お金が欲しいから私を買ってちょうだいってことですよ」

このコンビニの駐車場で容疑者は深夜、バニーガール姿にコートを羽織り、男を漁っていたという

 近所の主婦も、佐藤容疑者がうろうろする姿を頻繁に目撃していたそうで、

「毎日徘徊(はいかい)していましたね。売春婦とかなんかウワサになっていましたよ」

 佐藤容疑者に誘惑されていたという同じマンションに住む60代の男性は、

「食べ物とかおすそ分けみたいに持ってきました。そのうち、タバコくれとか、腹減ったから何か食べさせてくれ、救急車を呼んだけど金がないから貸してくれって。よくわからないフィギュアを、これかわいいからって持ってくるんだよ。お酒があるからうちに来ないって言われたり、勝手にうちに入ってきて、布団の中に入ったり。面倒に巻き込まれるのは嫌で、お金がないからって言い続けていたら、2月中旬くらいから急に来なくなったけどね」

容疑者がプレゼントした人魚のフィギュアやおもちゃ

 そんな佐藤容疑者の犠牲になってしまった嵐さん。

「嵐さんのお子さんは、お父さんの亡骸(なきがら)はいらないって言っていましたよ」

 と近隣主婦が明かす。家族の衝撃はもっともだ。9か月前に近所に住むようになった18歳年下の不倫相手に夫を殺された夫人は、

「すみません、お話しすることは何もなくて。どうかお引き取りください」

 そう答えるだけだった。