酒井一圭
さかい・かずよし 1975年6月20日生まれ。大阪府出身。186cm。

 生まれつき身体は丈夫なんでね。まあ忙しくなりましたけど元気にしてますよ。(健康番組のダイエット企画で)メカブを食べるようになったおかげで、前よりちょっとやせましたし(笑)。メカブ、いいですよメカブ!

 年末に紅白出て、明けて(元メンバーの)友井(雄亮)のことがあって……。それで今でしょう。メンバーとスタッフは、仕事ぶりも人間性も変わってないんですけどね、ただ、その周りの風景がだいぶ変わりましたね。でも、これくらいの変化で変わってしまうような人間は、消えてしまうものなんですよ。今の変化に一喜一憂なんかしてられないです。何度も地獄を見ていますからね(笑)、いつも通り、お客さんを楽しませるだけです。

酒井一圭 撮影/野村佐紀子

 全力で? なんてもともとしてないですよ。90点どころか80点でもない、お客さんに対して60点を目指すのが純烈なんでね。全力投球の100点の舞台なんて、僕らじゃなくて、僕らがチケットを買って観に行く方々がしているものです(笑)。

 僕らはその残りの40点で、お客さんを楽しませるために自分たちも楽しむ。毎回、100点差し上げていたら、余裕がなくなってしまいますからね。純烈観れて元気になれた、明日も頑張れる、ってのがいいんです。どっぷりハマッちゃダメなんです(笑)。僕は純烈の役割を「半日程度効くロキソニン」て言ってます。ガッツリ効いちゃいけないんです。ちょっとね、ちょっと楽になって毎日が楽しくなる存在でいたいんです。

 そんな純烈ですから、メンバーにも無理強いはしていません。「何時に起きろ」とか「〇〇しろ」とかいいません。お客さんを楽しませる方法は、それぞれのやり方でいい。でも、手を抜き出したら置いていきます。辞めてもらいます。

 最近は純烈みたいな感じの若い人たちも出てきてますね。若いとスタッフやしきたりなんかに太刀打ちできないこともあるから大変だと思いますが、頑張ってほしいですよね。あと、僕らは特撮ものとかやってからこちらに来たので、最初から何もなかったわけではないのでね。その分いろいろと地獄を見てきましたしね(笑)。

 最初から純烈なんか目指すな、って。世界とか、もっと大きな舞台を目指してほしい。純烈なんて踏み台でいいんですよ。もともと、お客さんをはじめ、みんなを支えてあげる存在なんですから。