そして「陽性反応」が

保健所から受け取った消毒を命じる文書には「新型コロナ」の文字が記されている
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 そして、翌31日の19時ごろに新型コロナウイルスの陽性反応の連絡が電話で来ました……症状がひどかったので、やはり! と感じましたね。

 4月1日から入院の予定でしたが、病床が足りず重症患者を優先させたいということで、僕は2日からの入院になりました。

 このころから、咳がひどくなり、頭頂部が痛くなりました。でも何よりマスクで擦れた耳がいちばんの痛みでしたね。

 入院先へは、自宅近くに車が迎えに来て、ほかの患者と“相席”の状態で移動しました。

 入院初日は“検査地獄”。特に鼠径部からの採血は鬼のように痛く、身体の中にこんなに血が入っとんのか! と驚くほど採血されました。鼻に綿棒を突っ込む検査もメッチャ痛いのでもういやです!

 でも、病院のスタッフはすごく優しいです。感染者は病院内も歩くことができないので、テレビ視聴用のカードを買ってきてくれました。院内にあるコンビニの買い物もツケ払いで毎日してくれます。

初日の夕飯は焼き魚やナムルなど。味覚がなく物足りないのでふりかけを購入

 検査のときの聞き取り調査はかなり細かい内容でした。風呂のお湯は毎日替えているか、住んでいる家は木造か鉄骨かまで聞かれて、そんなことまでわからないよ(笑)。

 感染経路をたどるためですけど、僕は仕事でも遊びでもあちこち行く人間なので、どこで感染したかは正直わかりません。もし僕から誰かに感染させてたら申し訳ないですが、体験者の僕だからこそ、語れることもあると思います。

 今後、容体が急変して連載が終わらないように頑張ります。では、また来週!

*都合により原稿を一部修正しました(2020年4月7日17:00)。