いきすぎると“共依存”に陥る 

 タレントの渡辺美奈代(50)の長男でミュージシャンの矢島愛弥(23)も、渡辺の親バカを超えたストーカー行為を明かしている

 矢島が「出かけてくる」と告げた途端、「何時に帰ってくる?」「どこに行くの?」「誰と会うの?」と矢継ぎ早に質問攻めに。

居場所特定アプリで息子の行き先を追跡し、友人宅の前に車を止めて張り込みもするらしいですよ」(同・テレビ誌ライター)

 これらは婚期を遅らせる典型的なケースだと田宮さん。

行きすぎると“共依存”という悪い状況に陥ります。親は子どもが生きがいになり、その中でしか自分の価値を見いだせない。子どももしんどいと思いながらも“自分がいなきゃ親がかわいそう”と自分を犠牲にすることで自分の価値を見いだすようになる」

 これまたよかれと思ったことが裏目に出て悲しい結末を迎えることになる。

「そうなってしまったら子どもは不幸です。だから私は、乳幼児のころは、スキンシップをとって十分に見守る親バカ、小学生になったら行動を見守る親バカ、思春期は心を見守る親バカになろう、と話します。愛情が空回りしないよう、ときに振り返りも大切ですね」

があればすべて許されるわけではない。「親バカ」はともすれば、子どもの人生を豊かにも不幸にもしてしまうのだ。親バカのみなさん、ここで1度、自分の愛情表現はアウトか、セーフか、見直してみては?

取材・文/小泉カツミ ノンフィクションライター。芸能、心理学、医療など幅広い分野を手がける。文化人、著名人のインタビューも多数。著書に『産めない母と産みの母~代理母出産という選択』など。